機械安全教育テキスト(工作機械設計・製造管理者向け) 発行のお知らせ

 この度、厚生労働省から2014年4月15日付「基安発0415第3号 設計技術者、生産技術管理者に対する機械安全に係る教育について」が通達され、機械の設計技術者及び生産技術管理者への機械安全に係る教育・育成が求められている状況にございます。

 これを受け、当会技術委員会 標準化部会 電気・安全規格専門委員会では、「機械安全教育テキスト(工作機械設計・製造管理者向け)」の策定を致しました。

 工作機械メーカにおかれましては、機械安全の教育、周知に本テキストを活用下さいますようお願い申し上げます。

(※2020年3月31日 第5章~第9章講師用メモを追加しました。)

(※2019年1月16日 第4章講師用メモを追加致しました。)

(※2018年7月18日 テキスト公開。)

A. 工作機械テキスト 
※全818頁、各章ごとにファイルを公開しております。

表紙、本テキストの使い方等

教育プログラム(テキストの目次)

第1章 安全とは何か? [P.1 - 44]

第2章 機械に起因する労働災害 [P.45 - 61]

第3章 安全の国際標準と法令 [P.62 - 152]

第4章 安全設計の基本 [P.153 - 240]         第4章 講師用メモ

第5章 機械の安全設計 [P.241 - 499]         第5章 講師用メモ

第6章 電気と制御システムの安全設計 [P.500 - 727]  第6章 講師用メモ

第7章 ユーザーへの情報提供 [P.728 - 757]      第7章 講師用メモ

7.3 付属文書(特に,取扱説明書)作成のためのガイド [P.758 - 808]  7.3 講師用メモ

第8章 EMC対策、第9章 騒音テキスト[P.809 - 818]  第8章、第9章 講師用メモ

B.本テキストの使い方
(1) 教育の目的
 設計者においては、機械安全の原則を理解してリスクアセスメントを実施するための基礎学力を習得することを目的としており、また、生産技術者においては、実作業場での災害を予防するために、機械安全とリスクアセスメントの基礎を習得することを目的とする。
想定している教育の対象者は、実務経験4-5年の設計者(全員)及び生産技術管理者である。教育の実施者は各機械メーカを、教育の講師は十分な知識・経験を有する者(特に資格は求めない)を想定している。

(2) 構成
(一社)日本機械工業連合会は、厚生労働省の2014年4月15日付「基安発0415第3号 設計技術者、生産技術管理者に対する機械安全に係る教育について」の通達に沿って、機械工業全般を対象に「平成28年度中小製造業向け機械安全教育プログラムの開発に関する報告書」を開発した。本書では、この報告書に掲載された教材を基本的にそのまま利用しているが、工作機械用に若干の追加教材(8章、9章等)を加えた。

C. 本テキストに関する問い合わせ先
 (一社)日本工作機械工業会 技術部 辻、奥谷
   〒105-0011東京都港区芝公園3-5-8 機械振興会館
    TEL:03-3434-3961 FAX:03-3434-3763
    E-mail:tsuji@jmtba.or.jp , okuya@jmtba.or.jp

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