ましんつ~るまがじん~vol.383~

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 ・統計更新情報………… 2022年12月分受注確報発表

 ・最新情報……………… 1.第428回講習会「開かれた扉(ミライ)
               ~JIMTOF2022に見る最新工作機械
               技術~」開催のお知らせ
               (公益社団法人精密工学会)

             2.【SIIより】令和4年度補正予算
               中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充
               事業費補助金について

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◆ 統計更新情報
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○2022年12月分受注確報発表(2023年1月26日15時公表)

 

  【確報(12月分)概要】

         金額(百万円)  前月比(%) 前年同月比(%)

   受注総額   140,544     104.7     100.9

   うち内需    42,262      92.5      82.6
    一般機械   15,792      83.1      76.5
    自動車    10,134     125.8      91.3
    電気・精密  6,344     108.6      85.8
    航空・造船
    輸送用機械  1,470      65.2      76.0

   うち外需    98,282     111.0     111.6
    アジア    47,132     113.0     114.1
    欧州     19,289      91.0     110.3
    北米     29,854     122.7     107.9

 

  【確報(2022年累計)概要】

         金額(百万円)   前年比

   受注総額   1,759,601    114.2

   うち内需    603,231    118.2
    一般機械   243,465    121.4
    自動車    134,719    117.0
    電気・精密   86,507    124.6
    航空・造船
    輸送用機械   18,856    117.7

   うち外需   1,156,370    112.1
    アジア    556,674    107.6
    欧州     231,091    109.7
    北米     344,477    122.0

  ※ひとこと
   12月の受注確報を見ますと、受注総額は前月比3カ月ぶり増加、前年
  同月比も3カ月ぶりの増加で、2カ月ぶりに1,400億円を上回りまし
  た。内需はやや力強さに欠ける展開となりましたが、大型受注が寄与した
  外需で高水準の受注となり、受注を牽引しました。なお、1,000億円
  超は23カ月連続となります。

   内需は、前月比2カ月ぶり減少、前年同月比4カ月連続減少で、3カ月
  連続で500億円を下回り、本年最低額となりました。
   全11業種中では6業種が前月比減少、9業種が前年同月比減少となり
  ました。主要4業種を見ますと、自動車や電気・精密は前月から増加しま
  したが、一般機械が19カ月ぶりの160億円割れとなるなど、JIMT
  OF効果の継続が期待された一方で、減少を示しました。半導体関連の一
  服感や先行き不透明感が影響を及ぼしている可能性も考えられます。

   外需は、前月比3カ月ぶり増加、前年同月比3カ月ぶり増加で、2カ月
  ぶりに950億円を超え、単月として過去11番目、12月としては20
  17年(1,025億円)に次ぐ過去2番目の受注額となりました。
   地域別に見ますと、アジアは、中国で高水準の受注が継続し、インドで
  は自動車向けの大型受注があり、3カ月ぶりの450億円超となりました。
  欧州はスポット受注の剥落により2カ月ぶりに200億円を下回ったもの
  の、3カ月連続で190億円を超えており、EUを中心に堅調に推移して
  います。北米は自動車や航空機関連で増加を示し、2カ月ぶりに290億
  円を超え高水準の受注が継続しています。

   この結果、2022暦年の受注累計は、受注総額が2年連続で増加し、
  4年ぶりに1兆7千億円を超え、2018年(1兆8,158億円)に次
  ぐ過去2番目の受注額を記録しました。
   内需は年後半にやや落ち着いたものの、コロナ禍からのペントアップ需
  要や半導体関連需要により2年連続で増加し、4年ぶりの6千億円超えと
  なりました。
   外需は、世界的な半導体関連需要や中国のEV関連需要により、年初か
  ら高水準の受注が続き、2年連続で増加し、初めて1兆1千億円を超え、
  外需計として過去最高額を記録しました。

   暦年受注の詳細は、次号以降のコラムであらためてご紹介いたします。

 

 注)日工会会員の方は会員ページより詳細データをご覧いただけます。
   https://www.jmtba.or.jp/member/wp-login.php?redirect_to=/member/
   
   ※会員専用ページは日工会会員のみ閲覧可能なページです。
    閲覧には会員個別のIDとパスワードが必要になりますので、不明な
    方はご連絡ください。

 注)日工会会員以外の方は、詳細情報を2月2日にホームページに更新いた
   しますので、そちらをご確認ください。

 注)また、日工会会員以外の方で、発表日当日により詳細なデータが必要な
   方は、メール配信の年間購読(https://www.jmtba.or.jp/archives/8268)
   をお申込みいただくか、当会の発表日当日15時以降、発表データを日
   工会事務局にてご購入ください。

 

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◆ 最新情報
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1.第428回講習会「開かれた扉(ミライ)~JIMTOF2022 に見る
  最新工作機械技術~(公益社団法人精密工学会)
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 このたび、公益社団法人精密工学会の主催により、第428回講習会「開か
れた扉(ミライ)~JIMTOF2022に見る最新工作機械技術~」が、
オンライン形式にて開催されますので、ご案内致します。

 読者の皆様にもご興味深い内容と存じますので、奮ってご参加下さい。

・開催日:2023年3月20日(月)10時00分
                 ~4月10日(月)17時00分

・開催方法:クラウドサービス「Box」を利用したオンデマンド形式

・申込締切:2022年4月3日(月)
      (開催期間中に参加申込をされた場合のキャンセルは不可)

・題目・講師

1.「JIMTOF2022総論~JIMTOFに見る工作機械技術の動向~」
   神戸大学大学院 工学系研究科 機械工学専攻
   教授 白瀬 敬一 氏

2.「工作機械技術のデジタライゼーション」
   東京大学大学院 工学系研究科
   教授 杉田 直彦 氏

3.「デジタル技術の応用と自動化」
   DMG 森精機株式会社
   自動化システム部 部長 服部 綾太郎 氏

4.「デジタル技術を活用した製造プロセスの変革」
   ヤマザキマザック株式会社
   商品開発本部 マザトロール DX部
   次長 片山 拓朗 氏

5.「JIMTOF2022におけるAM技術の動向」
   東京農工大学 工学府 機械システム工学専攻
   教授 笹原 弘之 氏

6.「ワイヤ・レーザ金属3DプリンタAZ600の紹介」
   三菱電機株式会社 先端技術総合研究所
   駆動制御システム技術部 放電システムグループ
   グループマネージャー 湯澤  隆 氏

7.「切削加工とAM技術を融合した超複合加工機における最新事例と
   最新の工作機械技術」
   オークマ株式会社
   研究開発部 部長 安藤 知治 氏

・参加費(税込)
     会員:22,000円(賛助会員・協賛団体会員含む)
   学生会員: 2,000円(税込)
    非会員:36,000円(税込)
  学生非会員: 7,000円(税込)
  注)賛助会員無料券をお持ちの方はご利用下さい。

・第428回講習会詳細は以下URLよりご確認下さい。
https://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/course/428.pdf

・講習会参加申込は以下URLよりお願い致します。
https://www2.jspe.or.jp/form/koshukai/koshukai_form.html

 

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2.【SIIより】令和4年度補正予算
中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業費補助金について
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昨今、エネルギー価格高騰等の影響によるランニングコスト削減に向けて、
中小企業等の事業者が省ネルギー化を図るため、設備や工場・事業場のエネル
ギー使用量を見直したい。という声が高まっています。

そのため、先ずは省エネルギー診断を受診いただき、具体的な省エネ対策に繋
げていただくため、中小企業等に向けた省エネルギー診断拡充事業(以下、
「本事業」という。)を立ち上げました。

本事業では、空調設備、照明設備、生産設備といった設備単位から診断が出来
るスキームとなっております。

詳細につきましては、本事業のホームページおよびWEBサイトのURLをご
参照ください。

■本事業のホームページ
https://sii.or.jp/shindan04r/

■本事業のWEBサイト
https://shoeneshindan.jp/shindan/

ご不明な点がございましたら、以下に記載の省エネ診断事業担当までご連絡く
ださい。

<省エネ診断事業担当>
**************************
一般社団法人環境共創イニシアチブ
事業第1部 省エネ診断事業担当
TEL:03-6281-5035
E-Mail:shindan_info@sii.or.jp
**************************

 

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次回、Vol.384は2023年2月9日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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【ましんつ~るまがじん】

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