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・今日のコラム………… ウクライナ情勢に基づく輸出管理規制の強化
・統計更新情報………… 2022年2月分受注速報発表
・最新情報……………… １．第４２２回講習会「生体機能を工学する！バ
イオミメティクス」開催のお知らせ
（公益社団法人精密工学会）
２．令和３年度補正予算「省エネルギー投資促進
支援事業」公募開始について
・編集後記……………… サイバー攻撃にご注意ください（Ｓ）
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◇ 今日のコラム
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○ウクライナ情勢に基づく輸出管理規制の強化
２月２４日にロシアがウクライナに対する軍事侵攻に踏み切りました。
現下の情勢に鑑み、２月２６日に日本政府は国際輸出管理レジームの対象品
目（以下、「リスト規制品目」）に関するロシア向け輸出の禁止等を図る措置
を閣議了解しました。
これにより、外為法に基づく措置として経済産業省の通達が改正され、３月
５日からロシアを仕向け地とするリスト規制品目の輸出について以下の規制変
更が行われました。
① 特別一般包括許可、特定包括許可及び特定子会社包括許可の対象外とする。
② 許可申請に当たっての提出書類を変更し、申請窓口を経産省本省とする。
今回の措置は、リスト規制品目に該当する工作機械のロシア向け輸出に際し
ても及びますので、十分にお気を付け下さい。
なお、日本政府は３月１０日からベラルーシ向けについても同様の措置を図
ります。
ウクライナ情勢はなお予断を許さず、今後更なる輸出管理規制の強化も考え
られます。日本政府が公表する情報には十分ご留意頂き、厳格な輸出管理を行
って頂きますようお願いします。
安全保障貿易管理に関する情報は、経済産業省の安全保障貿易管理ページより
最新の情報を確認いただきますようお願い致します。
https://www.meti.go.jp/policy/anpo/
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◆ 統計更新情報
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○2022年2月分受注速報発表（3月9日15時公表）
http://www.jmtba.or.jp/machine/data
速報（2022年2月分）
金額（百万円） 前月比 前年同月比
受注総額 138,998 97.3 131.6
うち内需 48,859 110.6 160.4
うち外需 90,139 91.3 120.0
※ひとこと
２月の受注速報を見ますと、受注総額は、前月比が２カ月ぶりの減少で
２カ月ぶりに１，４００億円を下回りましたが、１，４００億円に近い水
準を維持しています。前年同月比は１６カ月連続増加で、１，０００億円
超えは、１３カ月連続です。
うち内需は、前月比２カ月ぶり増加、前年同月比１２カ月連続増加で、
２カ月連続の５００億円割れとなりました。５００億円を下回りましたが、
前月比は増加しており、半導体関連を中心に好調が続いており、オミクロ
ン株の感染拡大による影響は軽微だと捉えられます。
一方外需は、前月比２カ月ぶり減少、前年同月比１６カ月連続増加で、
２カ月連続の９００億円超えとなりました。１月は中国が持ち直しつつあ
るほか、欧米も堅調が持続していましたが、２月も引き続き堅調な状況が
続いていると思われます。
内外需の詳細については、次号以降でお知らせいたします。
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◇ 最新情報
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１．第４２２回講習会「生体機能を工学する！バイオミメティクス」開催の
お知らせ（公益社団法人精密工学会）
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このたび、公益社団法人精密工学会の主催により、第４２２回講習会「生体
機能を工学する！バイオミメティクス」が、オンライン形式にて開催されます
ので、ご案内致します。
読者の皆様にもご参考いただける内容ですので、奮ってご参加下さい。
・開催日：２０２２年５月１７日（月）１０時００分
～６月３日（金）１７時００分
・開催方法：クラウドサービス「Ｂｏｘ」を利用したオンデマンド形式
・申込締切：２０２２年５月２６日（木）
（開催期間中に参加申込をされた場合のキャンセルは不可）
・題目・講師
１．「生物をヒントにしたタフな超撥水材料の開発」
国立研究開発法人物質・材料研究機構
統合型材料開発・情報基盤部門 グループリーダー 内藤 昌信 氏
２．「サメのウロコを利用した多機能表面の設計と効果検証」
東京医科歯科大学
生体材料工学研究所 特任教授 宮内 昭浩 氏
３．「バイオミメティックスによる新しいトライボロジー表面の創製」
東京理科大学 工学部機械工学科 教授 佐々木 信也 氏
４．「昆虫の羽構造のバイオミメティックスに基づく
新しい抗菌・抗ウイルス技術」
株式会社ＫＲＩ フェロ＆ピコシステム研究部
上級研究員 吉川 弥 氏
５．「バイオエコノミーを支える自己組織化を利用した微細構造形成技術と
その応用について～変化の激しい時代に必要なイノベーション創出
アプローチについて～」
富士フイルム株式会社 Ｒ＆Ｄ統括本部
バイオサイエンス ＆ エンジニアリング研究所 シニアエキスパート
山﨑 英数 氏
６．「発生生物学的バイオミメティクス繰り返し着脱可能な接着構造」
国立研究開発法人 物質・材料研究機構・構造材料研究拠点
グループリーダー 細田 奈麻絵 氏
・参加費（税込）
会員：２２，０００円（賛助会員・協賛団体会員含む）
学生会員： ２，０００円（税込）
非会員：３６，０００円（税込）
学生非会員： ７，０００円（税込）
注）賛助会員無料券をお持ちの方はご利用下さい。
・第４２２回講習会詳細は以下ＵＲＬよりご確認下さい。
https://www.jspe.or.jp/wp/wp-content/uploads/course/422.pdf
・講習会参加申込は以下ＵＲＬよりお願い致します。
https://www2.jspe.or.jp/form/koshukai/koshukai_form.html
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２．令和３年度補正予算「省エネルギー投資促進支援事業」公募開始について
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３月３日（木）に令和３年度補正予算の「省エネルギー投資促進支援事業」の
公募が開始されました。
同事業は、令和３年度予算の「先進的省エネルギー投資促進支援事業」のうち
「（Ｃ）指定設備導入事業」とほぼ同様の措置となっています。
したがって、製造メーカにおける製品型番登録についても令和３年度予算で登
録された製品は改めて登録の必要はなく、同事業に引き継がれております。
公募期間は４月５日（火）までとなっております。
その他詳細については、下記事業ページをご確認ください。
【令和３年度補正予算 省エネルギー投資促進支援事業 事業トップ】
https://sii.or.jp/cutback03r/overview.html
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○サイバー攻撃にご注意ください
２０２２年３月１日付けで、金融庁、総務省、厚生労働省、国土交通省、
警察庁、内閣官房内閣サイバーセキュリティセンターの同時発表により、
「サイバーセキュリティ対策の強化」について注意喚起が公表されております。
https://www.nisc.go.jp/press/pdf/20220301NISC_press.pdf
製造業では、スマートファクトリーが深化し、ＩｏＴによる設備のつながる
化・見える化が進み、情報系・制御系を問わず、外部との接続点を有する工場
システムが増加してきていると考えられます。生産設備への甚大な影響を防ぐ
ために、１００％の安全確保は困難でも、より一層のセキュリティ対策が重要
となってきています。
セキュリティは終わりの見えない戦いかもしれませんが、当会におきまして
も、セキュリティに対する意識の向上・体制の強化に継続的に取り組んでいき
たいと思います。
（Ｓ）
次回、Vol.363は2022年3月23日（水）に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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【ましんつ～るまがじん】
■ご意見ご感想はこちらまで
send@jmtba.or.jp
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