ましんつ~るまがじん~vol.291~

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 ・今日のコラム………… METALLOOBRABOTKA2019
            (ロシア)結果報告

 ・統計更新情報………… 2019年5月分受注速報発表

 ・編集後記……………… 日工会は新たな期を迎えました(T)

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◇ 今日のコラム
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○ METALLOOBRABOTKA2019(ロシア)報告

 

 去る、5月27日から31日まで、ロシア・モスクワで工作機械展示会
「METALLOOBRABOTKA2019」が開催されました。

同展示会には当会から職員を派遣し、JIMTOF・Tokyo 2020
の広報活動を行いました。

 今回で20周年を迎えた同展示会の出展者数は、547社のロシアの工作機
械メーカを含む世界33カ国・地域から1,186社(うち日工会会員18社)
が出展し、前回展(2018年)と比較し89社増加しました。

 また、会期5日間の合計来場者数は35,096名(前年比8.0%増)で、
2日目(火曜日)と3日目(水曜日)に多くの来場者が訪れていた印象でした。

 METALLOOBRABOTKA2019では、他の主要な展示会と同様、
国別パビリオンが設けられ、ベラルーシ、中国、チェコ、ドイツ、イタリア、
スイス、英国、台湾がパビリオン出展を行っていました。

 特に中国は、3つの工業会がそれぞれパビリオンを出展しており、各ブース
では、現地バイヤーとの商談が活発に行われていました。

 
 今展示会では、「Robotics and Industrial 
Automation」と題し各国の多関節ロボットを集約展示したスペース
や溶接関連を集約したパビリオン「Welding and Related 
Technologies」などの新たな展示が行われていました。

 会場を視察した印象は、5軸マシニングセンタやターニングセンタとロボッ
トを組み合わせるなどの自動化を意識した展示が欧州メーカを中心に披露され
ていました。

 ロシアでは、ソビエト連邦崩壊以降、少子化が進み、労働人口不足が問題と
なっています。それに対応するため生産性向上が課題となっており、自動化提
案についても現地の来場者を中心に注目を集めていました。

 
 なお、次回の同展示会は2020年5月25日(月)から29日(金)まで
で予定されています。

 

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◆ 統計更新情報
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○2019年5月分受注速報発表(6月11日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/machine/data

  速報(2019年5月分)

         金額(百万円)前月比 前年同月比

   受注総額    108,456   99.8   72.7

   うち内需    42,627   97.9   67.8

   うち外需    65,829  101.1   76.2

 ※ひとこと
   5月の受注速報を見ますと、受注総額は前月から微減となり、前月比2
  カ月連続減少、前年同月比8カ月連続減少で、2カ月連続の1,100億
  円割れとなりました。1千億円超えは31カ月連続となっています。
   うち内需は、前月比2カ月連続減少、前年同月比6カ月連続減少で、2
  カ月連続の450億円割れとなりました。
   また外需は、前月比2カ月ぶり増加、前年同月比8カ月連続減少で、2
  カ月連続の700億円割れとなりました。

   5月は、国内外で慎重な動きの継続に加え、内需では大型連休の稼働日
  減などが影響していると考えられます。また、外需では、前年5月頃から
  EMS特需が減少し始めたことから、前年同月比の減少幅はやや縮小して
  います。

   業種別や国・地域別の状況については、確報時にお知らせいたします。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○日工会は新たな期を迎えました

 5月31日に日工会の定時総会が開催され、2年1期の日工会活動の新たな
期がスタート致しました。

 既に報道等でご承知の方もいらっしゃるかと思いますが、当会の会長、副会
長は前期から留任となり、当会活動の中心となる、8つの常設委員会体制(総
合企画、市場調査、経営、技術、国際、輸出管理、見本市、環境安全)も維持
されます。

 総会当日に開催された正副会長による記者会見の場において、2期目として
重点的に取り組みたいこと聞かれた飯村会長からは、「引き続き、会員の企業
規模に関わらず、等価値の情報を発信していきたい」との発言がありました。

 本メールマガジンも、会員限定のコンテンツではありませんが、より多くの
読者各位のお役に立てる内容にしたいと思っております。

 今期も引き続き、お役に立たせていただくべく、読者の皆様からご意見、ご
要望等ございましたら、遠慮なく(send@jmtba.or.jp)までご連絡いただけれ
ば幸いです。

 

(T)

 

次回、Vol.292は2019年6月20日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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