ましんつ~るまがじん~vol.456~

INDEX

 ・今日のコラム………… 2025年暦年の受注概要

 ・統計更新情報………… 2026年1月分受注速報発表
 

 ・最新情報……………… 1.(2)2023年度「工作機械の輸出管理研修会
               ~輸出管理実務者のために~」開催のお知らせ

             2.IMTEX 2027(インド国際工作機械展)
               ジャパンパビリオン出展のご案内          

 ・編集後記……………… ペーパーレス(I)

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◇ 今日のコラム
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○2025年暦年の受注概要

 【受注総額】 1,604,319百万円 (前年比 +8.0%)
   2025年の工作機械受注額は、3年ぶりに前年比で増加し、同じく3
  年ぶりに1兆6,000億円を上回りました。歴代では4番目の受注規模
  にあたります。このうちNC工作機械は1兆5,792億円(同+8.0
  %)で、受注額全体でのNC工作機械の比率は10年連続で98%を超え
  ました(98.4%、同±0.0pt)。

 【内需】 440,862百万円 (前年比 ▲0.2%)
   内需は3年連続での前年比減少、及び3年連続の5,000億円割れと
  横這い感が続いた1年となりました。各分野での潜在的な自動化、工程集
  約化のニーズは高いものの、大口需要分野である自動車や半導体製造装置
  の回復が遅れ、「一般機械」は2年連続の2,000億円割れ、「自動車」
  も2年連続の1、000億円割れと全体的に振るわず、全11業種中7業
  種で前年比減少となりました。ユーザの間では広く設備投資の必要が認識
  されているものの、価格転嫁の遅れや、近年急速な賃上げが進む中で設備
  投資への躊躇も窺えます。こうした中にあって、「航空機・造船・輸送用
  機械」は、旅客機のエンジンや機体加工のプロジェクト、政策の後押しを
  受けての造船業界の活況、防衛・公安ニーズの高まりを背景に受注が高ま
  り、過去最高額を記録(初の350億円超)しました。また、年終盤には
  データセンター関連需要が「一般機械」など複数の需要区分で受注の下支
  えとなりました。

               金額(百万円)  前年比(%)
    一般機械         175,881    ▲2.9
     うち金型        16,043     +1.8
    自動車           87,073     ▲4.3
     うち自動車部品     56,876     ▲8.9
    電気・精密        52,526    ▲4.0
    航空・造船・輸送用機械  35,318    +45.8

 【外需】 1,163,457百万円 (前年比 +11.5%)
   外需は、2年連続で増加し、3年ぶりに1兆1,000億円を超えて過
  去最高額を更新しました。外需総額は5年連続で1兆円を超えて推移して
  います。横這い感が強かった内需に対し、外需が1割強増加したため、外
  需比率は前年比+2.2ptの72.5%と2年連続で過去最高を更新し
  ました。
   地域別に見ますと、「アジア」は2年連続で5,000億円を超え、過
  去最高額を更新しました。中国(同+15.7%、3,901億円)は一
  般経済の不調にも関わらず、各主要業種とも前年比で増加し、特に「自動
  車」や「電気・精密」では大型案件が目立ちました。インド(同+11.
  5%、716億円)も「電気・精密」を中心に高水準の受注が持続し、中
  印両国はそれぞれ国としても過去最高額を更新しました。この他「韓国」
  (同+5.9%、314億円)では半導体関連需要、また東南アジアでは
  自動車や拠点分散に伴う受注が見られましたが、「台湾」(同▲13.6
  %、193億円)は5年ぶりに200億円を下回るなど落ち込みが目立ち
  ました。

   欧州は、2024年後半の落ち込みから抜け出し2年ぶりに増加しまし
  たが、エネルギ―価格の高止まりや主要輸出先だった中国市場の停滞、自
  動車産業での開発方針見直しの影響等が尾を引き、第3四半期までは横這
  い感の強い受注状況が続きました。第4四半期になって持ち直しの動きが
  表れましたが、北米やアジアと比較して前年比は緩やかな伸びに留まりま
  した。主要国ではイタリア(同+15.7%、277億円)、イギリス
  (同+13、8%、206億円)、スイス(同+40.5%、90億円)
  が前年比で増加した一方、ドイツ(同+4.7%、434億円)の回復は
  緩やかで、近年高水準での受注が続いたトルコ(同▲28.3%、143
  億円)は同国の金融不安もあって減少が目立ちました。

   北米は、3年ぶりに増加し、初めて3,600億円を超えました。トラ
  ンプ政権が相次ぎ打ち出した関税措置により、米国内での輸入インフレの
  高まりや購入コストの増加、メキシコ・カナダなどでの設備計画の見直す
  動きが懸念されたものの、年前半は米国にて関税改定前に設備投資を前倒
  し或いは商社・現法がストックを積み増す動きや、建設機械等での大型投
  資が支えとなりました。追加関税を巡る混乱が収まり出した年後半は、米
  国の即時償却の恒久化措置や利下げも追い風となり、設備投資が厚みを増
  したほか、航空・宇宙関連やデータセンター、自動車関連等で大型受注が
  相次ぎました。国別では、米国が同+17.0%の3,127億円、メキ
  シコが同+53.3%の302億円と増加した一方、カナダは同▲11.
  0%の172億円と明暗が分かれました。

              金額(百万円)  前年比(%)
    アジア        580,191     +12.2
     うち東アジア    440,852     +13.2
     うちその他アジア  139,339     +9.1
    欧州          197,375     +4.5
    北米          360,002     +17.6

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◆ 統計更新情報
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○2026年1月分受注速報発表(2月10日15時公表)

 https://www.jmtba.or.jp/statistics

  速報(2026年1月分)

         金額(百万円) 前月比(%)前年同月比(%)

   受注総額   145,587 ▲8.2 +25.3 

   うち内需   32,629 ▲18.2 +2.0

   うち外需   112,958 ▲4.9 +34.2

 

 ※ひとこと
   1月の受注速報を見ますと、総額は季節要因から前月比で2カ月ぶりに
減少したものの、前年同月比は7カ月連続で増加し、2カ月連続で1,4
00億円を上回りました。昨年終盤からの、外需を中心とした設備投資の
勢いが、越年しても衰えることなく継続している様子が感じられます。
   このうち内需は、前月比で2カ月ぶりに減少し、2カ月ぶりに350億
  円を下回りました。依然として横這い推移の状況が続いています。
   対して外需は、前月比は約5%の小幅減だったほか(2カ月ぶり減少)、
  前年同月比は34%増加しました。2カ月連続の1,100億円超であり、
  前月(昨年12月)実績に続く歴代2位の、極めて高い水準が持続してい
  ます。この結果、外需比率は77.6%と2カ月ぶりに過去最高を更新し
  ました。
   詳細については、確報(2月26日(木)発表)にてお知らせします。

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◇ 最新情報
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1.2025年度「工作機械の輸出管理研修会~輸出管理実務者のために~」
  開催のお知らせ
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当会では、3月18日(水)名古屋、19日(木)東京にて2025年度
「工作機械の輸出管理研修会~輸出管理実務者のために~」を開催します。

 工作機械の輸出管理に係る法令等の概略を一通り把握されている輸出管理実
務者を対象に法令への対応方法等について解説致します。

 オンラインによる受講も可能となっております。

 当会ホームページより詳細をご確認頂き、是非ご参加下さいますようお願い
申し上げます。

【「工作機械の輸出管理研修会」開催のご案内】
https://www.jmtba.or.jp/news/news-15339/

<本講習会に関する問い合わせ先>

(一社)日本工作機械工業会 業務国際部 下里

 TEL:03-3434-3961

 メール:shimozato@jmtba.or.jp

 

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2.IMTEX 2027(インド国際工作機械展)
  ジャパンパビリオン出展のご案内
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IMTEX2027が、2027年1月21日(木)から27日(水)までの
7日間、インド・バンガロール市にあるBIECで開催されます。

本展示会は、インド工作機械工業会(IMTMA)が主催するインド最大の
工作機械展で、IMTMAの要請により、当会が日印ビジネスビューロと共同
で日本からの出展を取りまとめる事となりました。

つきましては、IMTEX2027への出展のご案内を下記URLに掲載いた
しました。

ご出展をご希望の方は掲載内容をご確認の上、お申込みをよろしくお願いいた
します。

 

■日工会HP IMTEX2027
ジャパンパビリオン出展募集要項ページ

 https://www.jmtba.or.jp/news/news-15126/

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○ペーパーレス

環境への配慮や資源の無駄遣い防止といった取り組みの一つにペーパーレス化
がありますが、一様にペーパーレスとすべきであるかは悩ましいところです。

日常で使用するメモ書きや会議終了後に破棄してしまうような配布資料であれ
ば、電子媒体で閲覧するなどの方法で、ペーパーレス化することは良い活動か
と思います。

一方で、重要な契約書などは、災害時などの電子で閲覧ができない場合におい
てもしっかり書面で残しておいたほうが良いと思います。

特に個人の資産関係は、本人以外が知りえない場合もあるため個人的には書面
で残したほうが良いと思います。最近は、金融機関の通帳や保険契約など身の
回りの重要な書面・書類までペーパーレスの方向にシフトしています。

今一度何が自身にとって書面で残すべきかしっかり考えることが求められてい
るのかもしれません。

(I)

次回、Vol.457は2026年2月26日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

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【ましんつ~るまがじん】

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send@jmtba.or.jp

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