ましんつ~るまがじん~vol.462~
INDEX
・今日のコラム………… 2025年度の受注結果概要
・統計更新情報………… 2026年4月分受注速報発表
・編集後記……………… 今年のゴールデンウイークは(M)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 今日のコラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○2025年度受注結果の概要
今号では、先日発表致しました2025年度(25年4月~26年3月)
の受注実績について、詳細をご紹介いたします。
【受注総額】 1,704,667百万円 (前年度比 +12.9%)
2025年度の受注総額は2年連続増加し、3年ぶりに1兆7,000
億円を超えて、2017年度、2022年度に次ぐ歴代3位の受注額とな
りました。
月別に見ると、米国トランプ政権の一方的な関税措置を受けた景気の先
行き懸念から、夏場にかけて受注が伸び悩みましたが、追加関税に関する
各国間協議が進んだ昨年9月以降、外需を中心に受注額が急速に高まり、
同12月には1,500億円超、更に最終月の本年3月には過去最高額を
大きく更新する1,900億円超の受注額を記録するなど、年度終盤にか
けて大きく盛り返しました。
【内需】 446,096百万円 (前年度比 +0.4%)
内需は3年ぶりに増加したものの、増加率は僅少で5,000億円を3
年連続で下回りました。月別受注額は一進一退の横這い感が続きましたが、
最終月の本年3月は42カ月ぶりに500億円を超える等、データセンタ
ーや半導体製造装置関連を牽引役として、年度終盤には多少先行きに明る
さが増しました。
業種別では、全11業種中6業種で増加しました。特に「航空機・造船・
輸送用機械」は10年ぶりに300億円を超えるとともに、過去最高額を
更新しました。一方で「自動車」はモデルチェンジ需要の発現が期待され
ながら、最後まで先送り感が残り、3年連続で減少しました。
金額(百万円) 前年度比増減
一般機械 176,869 △ 0.1
うち金型 16,428 +19.4
自動車 84,986 △ 8.7
うち自動車部品 56,836 △ 7.6
電気・精密 57,987 +10.3
航空・造船・輸送用機械 34,551 +20.9
【外需】 1,258,571百万円 (前年度比 +18.1%)
外需は、2年連続で増加し、同じく2年連続で1兆円を上回るとともに、
3年ぶりに過去最高額を更新しました。初の1兆2,000億円を超えで、
年間の月別平均受注額も初めて1,000億円を超えるなど記録的な年と
なりました。
地域別にみると、アジアは、中国で自動車やエレクトロニクス製品関連
等で活発な需要がみられたほか、インドでも旺盛な成長が続き、アジア全
体として、初めて6,000億円を上回りました。従前の最高額であった
2014年度(5,600億円)を、実に700億円以上上回りました。
欧州は他地域に比べ停滞感がみられたものの、年度終盤にかけ持ち直しの
動きが持続するようになり、4年ぶりに増加し2年ぶりに2,000億円
を超えました。北米は米国関税措置の副作用が懸念されたものの、航空・
宇宙関連や建設機械、自動車等で大型受注が続き、年央以降は即時償却の
恒久化措置や利下げも追い風となって、3年ぶりに増加しました。北米も
従前最高額であった2022年度(3,335億円)を620億円以上
上回り、前年度比の伸びも3割近くに達しました。
金額(百万円) 前年度比増減
アジア 630,921 +15.4
うち東アジア 485,078 +18.1
うちその他アジア 145,843 + 7.3
欧州 206,354 +12.8
北米 396,212 +29.8
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 統計更新情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○2026年4月分受注速報発表(5月15日15時公表)
速報(2026年4月分)
金額(百万円) 前月比(%)前年同月比(%)
受注総額 188,971 97.7 145.1
うち内需 49,292 97.7 143.4
うち外需 139,679 97.7 145.7
※ひとこと
4月の受注速報を見ますと、受注総額は期末効果の剥落により、前月比
で3カ月ぶりに減少したものの、2カ月連続で1,800億円を上回り、
歴代2位にあたる高い水準を保ちました。工作機械受注は3月に大きく増
加しましたが、期末明けの4月も勢いが持続しています。前年同月比の増
加率が4割を超えたのは、コロナ禍のペントアップ需要が盛んであった
2022年1月以来で、増加は10カ月連続となります。なお、速報段階
の暫定値ではありますが、前月比は偶然にも、受注総額・内需・外需とも
97.7%で揃い、前年同月比も全て4割超となりました。また、今のと
ころ、当受注に関しては中東情勢による悪影響は窺えません。
このうち内需は、前月比で3カ月ぶりに減少しましたが、2カ月連続で
490億円以上を確保し、前年同月比は4カ月連続で増加しました。これ
まで停滞感があった内需においても若干上向きの動きが生じ始めた印象が
あります。
外需も過去最高額を記録した3月実績から僅かな減少に留まり、2カ月
連続で1,390億円を上回りました。受注総額と同じく、3月実績に次
ぐ歴代2位の受注規模であり、外需の1,000億円超は7カ月連続、
とりわけ昨年12月以降の各月は歴代の1~5位を占めています。
業種別、地域別の額など4月の受注に関する詳細は、5月26日の確報
発表時に改めてお知らせ致します。
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○今年のゴールデンウイークは
GWは、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
私は不覚にも連休に風邪を引いてしまい、どこへも出かけず家にこもって過ご
しました。まとまった休みをただ療養に費やす虚しさを感じつつも、具合が悪
くてひたすら横になるしかありませんでした。今年のGWは健康の大切さを痛
感した次第です。
季節の変わり目であり、また休み明けで疲れも出やすい時期です。皆様もどう
かご自愛いただき、健やかな日々をお過ごしください。
(M)
次回、Vol.463は2026年5月26日(火)に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/
【ましんつ~るまがじん】
■ご意見ご感想はこちらまで
send@jmtba.or.jp
\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\