ましんつ~るまがじん~vol.252~

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 ・今日のコラム………… 工作機械の輸出管理講習会 結果報告

 ・統計更新情報………… 2018年2月分受注速報発表

 ・最新情報……………… 平成29年度補正「ものづくり・商業・サービス
             経営力向上支援補助金」について

 ・編集後記……………… 現代人に与えられた最高の癒やし(T)

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◇ 今日のコラム
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○工作機械の輸出管理講習会 結果報告

 当会では、1月17日~2月6日にかけて、東京・名古屋・大阪・金沢・岡
山にて「2017年度 工作機械の輸出管理講習会」を開催しました。

 今回の講習会では、工作機械の輸出や海外への技術提供に際しての輸出管理
上の注意点について解説した他、輸出管理上の該当/非該当を判定するために
行う位置決め精度測定の注意点について説明を行いました。

結果概要は以下の通りです。

【開催日時・会場】
金 沢:1月17日(水)10:00~17:00 石川県地場産業振興センター
名古屋:1月18日(木)10:00~17:00 ナディアパークデザインホール
大 阪:1月23日(火)10:00~17:00 CIVI研修センター 新大阪東
岡 山:1月24日(水)10:00~17:00 岡山コンベンションセンター
東 京:2月 6日(火)10:00~17:00 東京ビッグサイト

【講習プログラム】
(1)工作機械貨物の輸出管理制度について
   講師:横本 俊雄 氏
      (三菱重工工作機械(株)技術管理課 アドバイザー)

(2)工作機械役務の輸出管理制度について
   講師:柴田 明仁 氏
      (オークマ(株) 輸出管理室 室長代理)

(3)位置決め精度測定上の注意点
   講師:堤  正臣 氏
      (東京農工大学 名誉教授)

【受講者数】
合計668人
金 沢: 82人(会員 63人、会員外 19人)
名古屋:151人(会員118人、会員外 33人)
大 阪:107人(会員 74人、会員外 33人)
岡 山: 94人(会員 75人、会員外 19人)
東 京:234人(会員136人、会員外 98人)

 今年度の講習会においても、当会会員企業に限らず、商社・工作機械ユーザ
等、幅広い企業が受講されました。

 規制内容が複雑であるため、全てをご理解頂くことは難しい面があったと思
われ、事務局としましては引き続き受講者へのフォローに努めて参ります。

 ご不明点等ございましたらどのようなことでも結構ですので、お気軽にお寄
せ下さい。

《問い合わせ先》
(一社)日本工作機械工業会
  業務国際部  廣井・礒崎  TEL:03-3434-3961

 
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◆ 統計更新情報
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○2018年2月分受注速報発表(3月12日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/machine/data

  速報(2018年2月分)

         金額(百万円) 前月比  前年同月比

   受注総額   155,192    100.5   139.5

   うち内需    58,200    104.7   143.6

   うち外需    96,992     98.2   137.2

 ※ひとこと
   2月の受注速報を見ますと、受注総額は、前月比2カ月ぶり増加、前年
  同月比15カ月連続増加で、2月の過去最高額を更新しました(従来15
  年2月:1,315億円)。内外需とも好調で、4カ月連続で1,500
  億円を超え、これまでにない高水準の受注が継続しています。
   うち内需は、12カ月連続の500億円超えで、リーマンショック以降
  で初めて2月に500億円を上回りました。リーマンショック前の08年
  2月(604億円)にも迫る高水準の受注となっています。前月比は2カ
  月ぶり増加で、前年同月比は13カ月連続増加となっています。
   うち外需は、前月比3カ月連続の減少ながら、4カ月連続で950億円
  を超え、2月の過去最高額を更新し(従来15年2月:889億円)、前
  年同月比は15カ月連続増加となりました。
   1月に続き、高水準の受注の受注が継続していますが、詳細については、
  20日公表の確報時にお知らせしたいと思います。 

 

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◆ 最新情報
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平成29年度補正
「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金」について
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 政府が「新しい経済政策パッケージ」に掲げ、中小企業の生産性革命を進め
るための主要政策となる「ものづくり・商業・サービス経営力向上支援補助金
(以下、ものづくり補助金)」を、2月28日(水)に公募開始しました。

 本号では、主にものづくり関連の内容に絞って、内容をご紹介したいと思い
ます。

【概要】
 生産性向上に資する革新的サービス開発・試作品開発・生産プロセスの改善
を行うための中小企業・小規模事業者が取り組む設備投資の一部を補助。
 申請する事業計画は、「中小ものづくり高度化法」に基づく特定ものづくり
基盤技術を活用した革新的な試作品開発・生産プロセスの改善を行い、3~5
年で「付加価値額」年率3%および「経常利益」年率1%の工場を達成できる
ものであること。

【スケジュール(予定も含む)】
 ・公募期間:2月28日(水)~4月27日(金)
   ※電子申請の場合は、4月中旬~5月1日(火)15時まで

 ・採択時期:6月中

 ・交付決定:7月頃
   ※先端設備等導入計画(後述)の認定意思を表明されている事業者は、
    計画認定後の交付決定となる旨注意

 ・事業実施期間:2018年12月28日(金)まで
   ※小規模型の場合は、2018年11月30日(金)まで

【事業類型】
 ○企業間データ活用型
  ・複数の中小企業・小規模事業者が事業間でデータ・情報を活用(共有・
   共用)し、連携対全体として新たな付加価値の創造や生産性の向上を図
   るプロジェクトを支援

  ・補助上限額:1,000万円/者、補助率:2/3
    ※連携体は10者まで。さらに200万円×連携体数を上限に連携体
     内で配分可能。

 ○一般型
  ・補助上限額:1,000万円、補助率:1/2
    ※「先端設備等導入計画」、「経営革新計画」のいずれかの計画認定
     を受けた場合は、補助率2/3

 ○小規模型(設備投資のみ、試作開発等)
  ・補助上限額:500万円、補助率:1/2(小規模事業者は2/3)

【審査における加点要素】
 ・先端設備等導入計画の認定を受けること(補助率も上乗せ可)
  ※固定資産税ゼロの特例を措置した自治体からの申請でなければ対象外
   各自治体の軽減率は3月中に中小企業庁HPに掲載予定
  ※公募期間中の計画申請・認定は難しいため、公募に際して、本制度を利
   用する場合は、応募申請時に認定を受ける意思があることを表明する。
   計画認定意思を表明し採択された場合、計画認定まで補助事業に着手で
   きない旨注意

 ・経営革新計画の認定を受けること(補助率も上乗せ可)
  ※2017年12月22日以降に新たに申請していること

 ・経営力向上計画、又は地域未来投資促進法の地域経済牽引事業計画の認定
  を受けること(補助率の上乗せ無し)

 注)上記計画は複数種類の認定を受けても、加点は1回のみ

 ・総賃金の1%賃上げ等に取り組む企業
 ・小規模型に応募する小規模事業者
 ・九州北部豪雨の局地激甚災害指定を受けた市町村に所在し、被害を受けた
  企業

その他細かな留意事項、詳細につきましては下記ページより公募要領をご参照
ください。また、各都道府県の中小企業団体中央会で適宜説明会も開催してお
りますので、併せてご参加下さい。

http://www.chuokai.or.jp/hotinfo/29mh_koubo_201802.html

【お問い合わせ先】
  (一社)日本工作機械工業会 調査企画部  高野・行田
   TEL:03-3434-3961
   Mail:takano@jmtba.or.jp

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○現代人に与えられた最高の癒やし

 このところ、ドラマ仕立てでサラリーマンが各地の実際にあるおいしいお店
を紹介する番組をよく見ています。

 最近は、この番組の影響というわけではないですが、会社でお昼を食べる時、
「今、俺の腹は何を食べたいんだ」、「これを軸に今日のメニューを組み立て
よう」などと、頭の中で考えながら外の店を歩いたり、コンビニをうろついた
りしています(笑)。

 その番組ではオープニングに「誰にも邪魔されず、気を遣わずモノを食べる
という孤高の行為、この行為こそが現代人に与えられた最高の癒やしといえる
のである」という言葉があります。

 人と食べることも、もちろん好きですが、おいしいモノを食べる幸福は何に
も代えがたいものだなぁと、改めて感じてしまった今日この頃です。これから
もおいしいモノ食べて、仕事を頑張ろうと思います。

 

 

 痩せられなくなりますけどね。

 
   
(T)

 

次回、Vol.253は2018年3月20日(火)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

 

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【ましんつ~るまがじん】

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