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・今日のコラム………… ＭＥＴＡＬＥＸ２０１７ 報告
・編集後記……………… ３Ｄプリンターとギター（Ｓ）
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◇ 今日のコラム
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○ＭＥＴＡＬＥＸ２０１７ 報告
１１月２２日（水）から２５日（土）までの４日間、タイ・バンコク市にて、
ＭＥＴＡＬＥＸ２０１７が開催されました。
同展は今回で３１回目の開催を迎え、ＡＳＥＡＮでも有数の歴史と知名度があ
る工作機械展示会と言われています。
１１月２９日時点で、主催者から正式な出展者数は発表されていませんが、出
展面積約３０，０００平米のホールが各出展者のブースで埋めつくされており、
出展需要の高さを見てとる事が出来ました。
また、会場内の目抜き通りは当会会員を中心とする日本勢が多くを占め、当地
における日本製工作機械の勢いが窺えました。
主催者発表によると、今回の来場者数は９１，０３４人に上りました。会場で
出展者に確認したところ、「前回に比べて、商談件数が増えている」といった
声も聞かれました。
今回、日工会からは職員２名を派遣し、会場内ブースにてＪＩＭＴＯＦ・Ｔｏ
ｋｙｏ２０１８の広報を行いましたが、ＪＩＭＴＯＦへの出展に関する問い合
わせが大変多く、対応に追われました。
タイからの工作機械受注は２０１２年にタイ洪水（２０１１年１１月）の復興
特需でピークを示した後、需要はしばらく低迷していましたが、２０１７年１
～１０月の累計受注額は前年同期比５．８％増の１８０．２億円となり、復調
の兆しも見られます。
実際に今回のＭＥＴＡＬＥＸの賑わいを見ても、タイ市場の活気が感じ取れま
した。今後の動向に期待を寄せています。
■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………
○３Ｄプリンターとギター
最近は各所の展示会で３Ｄプリンターを目にする機会が多くなりましたが、
装置と併せて、自動車や家までをプリンターで製作する事例等、ユニークな展
示物に遭遇することがあります。
その中で、個人的に一際目を引くのがエレキギターの展示物です。エレキギ
ターに使用されるポピュラーな材料は、アルダー、アッシュ、バスウッド、マ
ホガニー等々の木材ですが、これを樹脂やアルミに材料を置き換えて、木材で
は考えられないような奇抜な形状が実現されています。
一方、エレキギターの重量は定番のもので大凡３～４ｋｇ程度が多いですが、
プリンターで製作されたギターは自由な形状でさぞかし軽いのであろうと思い
きや、インターネットで見られる制作事例では、意外と重さは既存のギターと
変わらないようです。
筆者自身の運動不足が原因ですが、最近は少しの間立って弾いているだけで
もギターの重さで背中が徐々に痛くなるため、プリンティングギターで、かつ
てないような軽量なギターを是非実現してほしいと思う今日この頃です（リー
ズナブルな値段になるまでは、まだしばらくかかるかもしれませんが）。
（Ｓ）
次回、Vol.244は2017年12月11日（月）に配信予定です。
毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。
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【ましんつ～るまがじん】
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