ましんつ~るまがじん~vol.255~

_/_/_/_/ I N D E X _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/

 ・今日のコラム………… CCMT2018 結果報告

 ・統計更新情報………… 2018年3月分受注確報発表

 ・編集後記……………… ゴールデンウィーク中の渋滞予測(H)

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◇ 今日のコラム
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○CCMT2018 結果報告

 今号では、4月9日(月)から同13日(金)までの5日間、中国・上海市
浦東地区の上海新国際博覧センターにて開催された展示会「CCMT2018」
の結果概要をお知らせします。

【開催概要】

(1)名 称  : CCMT 2018
         (China CNC Machine Tool Fair 2018)
         (第10回中国CNC工作機械展覧会)

(2)主 催  : 中国机床工具工業協会(CMTBA)

(3)出展物  : 工作機械及びその関連機器等

(4)展示場面積: 200,000平米

(5)展示面積 : 120,000平米

(6)出展者数 : 23カ国・地域から1,233社
           ※うち日工会会員出展者21社

(7)来場者数 : 125,723人(前回比19.7%増)

 今展示会における出展企業数は23カ国・地域から1,233社にのぼり、
日工会会員からは直接、もしくは現地法人や提携代理店等を通じ21社が出展
しました。展示面積をJIMTOFと比べると、1.4倍になります。

 今展示会では、中国メーカーからも金属積層造形と切削のハイブリッド融合
機の出展が見られた他、工作機械とロボットを組み合わせた自動化ラインの提
案や、ダイヤルマシン(多数の工具主軸を擁して複数のテーブルを載せたパレ
ットを回転させながら各工程を加工する専用機)等の出展がありました。

 全体的に中国ローカル企業からの出展が多くありましたが、同時5軸輪郭制
御を備え、加工精度の高さをPRするメーカーもあり、着実な技術の進歩が感じ
られました。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆ 統計更新情報
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

○2018年3月分受注確報発表(2018年4月24日15時公表)

 

  【確報(3月分)概要】

         金額(百万円)  前月比    前年同月比

   受注総額   182,860     117.8     128.1

   うち内需    75,551     129.8     144.0
    一般機械   28,047     123.3     136.6
    自動車    26,673     138.6     148.6
    電気・精密  8,692     163.7     189.7
    航空・造船
    輸送用機械  2,391      92.6     100.8

   うち外需   107,309     110.6     118.9
    アジア    54,754     116.1     108.5
    欧州     20,787      94.0     133.6
    北米     30,416     116.2     135.9

 

  ※ひとこと
   3月の受注確報を見ますと、受注総額は4カ月ぶりに過去最高額を更新
  し、初の1,800億円超えとなりました。1千億円超えは、17カ月連
  続となります。
   
   内需は、前月比2カ月連続の増加で、91年9月(734億円)以来、
  26年6カ月ぶりとなる700億円超えとなりました。500億円超えは
  13カ月連続となります。3月は期末で受注が増加する傾向にありますが、
  本年はそれに加えて、スポット受注も上乗せされ、高水準の受注になりま
  した。業種別に見ますと、一般機械は10年ぶりの280億円超え、自動
  車は13年ぶりの260億円超え、電気・精密は10年4カ月ぶりの80
  億円超えと、軒並みリーマンショック以前の水準となりました。
      
   外需は、3カ月ぶりの1千億円超えで、4カ月ぶりに過去最高額を更新
  しました。地域別に見ますと、アジアでは、中国のほか、台湾やタイで増
  加し、2カ月ぶりに500億円を超え、過去2番目の高水準となりました。
   欧州は、4カ月ぶりの前月比減少となりましたが、4カ月連続の200
  億円超えで、域内の一般機械向けはリーマンショック以降の最高額を記録
  しました。また、2カ月連続で欧州域内の全ての国・地域で前年同月比増
  加となるなど、堅調に推移しています。
   北米は、初の300億円超えで過去最高額を記録しました。アメリカは
  主要業種すべてで前月比増加し、過去最高額を記録したほか、メキシコも
  2カ月連続で20億円超えとなっています。

   2017年度の概要につきましては、次号のコラムにて詳細をお知らせ
  いたします。

 

 注)日工会会員の方は会員ページより詳細データをご覧いただけます。
   https://www.jmtba.or.jp/member/wp-login.php?redirect_to=/member/
   
   ※会員専用ページは日工会会員のみ閲覧可能なページです。
    閲覧には会員個別のIDとパスワードが必要になりますので、不明な
    方はご連絡ください。

  
 注)日工会会員以外の方は、詳細情報を1週間後の5月1日にホームページ
   に更新いたしますので、そちらをご確認ください。

 注)また、日工会会員以外の方で、発表日当日により詳細なデータが必要な
   方は、メール配信の年間購読(https://www.jmtba.or.jp/archives/8268)
   をお申込みいただくか、当会の発表日当日15時以降、発表データを日
   工会事務局事務所にてご購入ください。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○ゴールデンウィーク中の渋滞予測

今年のゴールデンウィークが近づいてきました。今月上旬に高速道路会社3社
から発表された渋滞予測では、今年のGWは昨年よりも渋滞が増加するとのこ
とです。

下り線で最も混雑するのは5月3日(木)で、
・中央道 相模湖IC付近で5時頃に45km
・関越道 花園IC付近で9時頃に50km
・九州道 鳥栖JCT付近で10時頃 30km
とのことです。

一方、上り線で最も混雑するのは5月5日(土)になるようで、
・関越道 高坂SA付近18時に45km
・神戸淡路鳴門自動車道 舞子トンネル出口付近 19時に50km
とのことです。

私は、休日に関越道を多く利用していますが、いつも日曜夜の上りは本庄児玉
IC付近から40km程度の渋滞に巻き込まれています。自然渋滞に事故が絡
むケースが多く、特にレンタカーによる事故が目立ちます。

車の運転に注意し、事故でGWを台無しにしないように気を付けたいですね。

   
(H)

 

■━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

次回、Vol.256は2018年5月14日(月)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

 

/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/

【ましんつ~るまがじん】

■ご意見ご感想はこちらまで
send@jmtba.or.jp

\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\/\

ページ先頭へ

Copyright (c) 日本工作機械工業会 All rights reserved.