日本スピードショア株式会社

―オンリーワン企業を目指して―

アルミ製水圧式土留装置のレンタルで躍進

立形マシニングセンタ「ERV1000」
立形マシニングセンタ「ERV1000」
クーラント噴射
クーラント噴射
地球に優しいクーラントシステム「mist」
地球に優しいクーラントシステム「mist」

私たち日本スピードショア株式会社は、建設用機械(仮設資材)のレンタル企業として、1979年に設立した企業です。会社設立のきっかけは、レンタル協会によるアメリカ視察に参加した1971年にさかのぼります。
アメリカ視察では、日本にはない製品を探していましたがビジネスに繋がりそうなものは見つからず、あきらめかけて帰国しようとしていた時に、ホテルの窓から道路にパイプを敷設している工事を見ていると、変わった土留材(どどめざい)を使用しているのを発見したのです。
調べてみると、それが後の社名にもなる「スピード・ショア」という製品でした。ライフライン構築工事の殆どは、道路に溝を掘り、そこにパイプやケーブルを敷設しながら進んでいきます。その際、安全な作業スペースを確保するため、敷設前に溝が崩れてこないように土壁を安定させておく必要があります(土留支保工といいます)。当時の日本では、木材を使っていることが多く、設置に時間がかかるうえ、何度も使い回しができませんでした。アメリカで見たのは、アルミ製のシリンダー構造を持つ強力な切りばりで、しかも、シリンダーは水で作動し、とても軽いものでした。さらに、国際特許製品というところにも私たちは大いに惹かれたのです。アメリカのスピードショア社と、日本及びアジア地域においての一手販売契約の締結、製造権を取得し、さらに合弁企業へと進展しました。その結果、現在では、日本におけるスタンダード工法となる成功へ繋がったのです。

オンリーワンを目指した産業用機械開発と取り扱い

私たちが常に考えている良い商品とは「独創的な商品」です。スピード土留が“独占”を実現した理由は、特許製品であることはもちろん、未来志向でレンタルを用いた流通手法にあります。このメリットを生かして「必要なものを、必要なときに、必要なだけ」使えることで、現場サイドは煩わしい管理に悩むことなく、作業の安全性と効率化を簡単に手に入れることができ当社の基盤ができました。次のステップは、「環境・省資源・省エネルギー」を視野に入れた「一般産業機械分野」でした。一昨年(2001年)に、新しく『DH事業部』を立ち上げ、工作機械を中心に、他にはない独特な技術と独創的なご提案でお客様のオンリーワン企業としてお付き合い頂けるよう取り組んでいます(DHとは、DeveloperforHappinessの略です)。
DH事業部では、静電吸着式の浄油機を皮切りに、金型の表面を超鏡面に仕上げる装置の取り扱いや、世界初のクランプオン方式の超音波ガス(気体)流量計の取り扱い、さらには、セミドライ加工の分野で特許を取得した当社の技術であります、潤滑・冷却の2液混合超微粒子高推力噴射のクーラントシステムは、今後の工作機械には必要不可欠なものになると自負しています。
そのセミドライ加工技術におきましては、当社の大阪テクニカルセンターへ、大阪近郊はもちろん愛知県や北海道からもサンプルを持参されて加工データをお取りになられています。
当社の営業担当は、溢れる若さとフットワークの軽さを売りに、お客さまに満足して頂くことを生きがいに飛び回っています。
おかげさまで忙しい毎日を送っていますが、休日には、社員の家族が集って魚釣りに出かけたり、バーベキューパーティーを開催したりと、とてもアットホームな雰囲気も持ち合わせています。
最後に、これからもお客様の声を大切に、お客様の満足を第一に、独自の技術と開発を通じて、日本の産業界に貢献していきたいと願っております。

本社全景

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