ましんつ~るまがじん~vol.40~

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 ・今日のコラム………… JIMTOFを振り返る
             ~ 序章 JIMTOF発足の経緯 ~

 ・統計更新情報………… 2012年2月分速報発表

 ・編集後記……………… ダーツと工作機械

 

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOFを振り返る ~ 序章 JIMTOF発足の経緯 ~

 
 今年の11月1日(木)から6日(火)までの6日間、当会と(株)東京ビ
ッグサイトの共催により、JIMTOF2012(第26回日本国際工作機械
見本市)が開催されます。

 そこで、今号から、1962年の第1回以来、今年で開催50周年を迎える
JIMTOFの歴史を振り返ります。

 

 工作機械が国内で初めて展示されたのは1877年(明治10年)の「内国
勧業博覧会」で、足踏み旋盤など数台が出品されていました。

 その後も小規模な展示会が開催されていたようですが、戦後になって日本経
済が立ち直っていくにつれ、内需喚起や輸出振興を目的とした見本市の開催が
求められるようになり、1954年に工業製品全般を出展対象とする「日本国
際見本市」が開催されました。

 この見本市は初回から高い関心を集め、大阪・東京で交互(毎年)開催され、
工作機械は全出展面積の約4割を占める中心的な展示品目でした。

 しかし、回を重ねるにつれ、出展面積の確保が難しい、一般来場者が多く十
分な商談ができない、さらに毎年開催では製品開発が追い付かない等の問題が
生じてきました。

 このような問題に対処するべく、関係各所で協議が重ねられた結果、工作機
械の専門見本市である「日本国際工作機械見本市(JIMTOF)」が創設さ
れました。第1回JIMTOFは、1962年に大阪・港会場で開催されまし
たが、第20回以降は東京ビッグサイトを会場として現在に至っております。

 

次号は第1回~第3回の開催の様子などについて、ご説明したいと思います。

 

 
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◆ 統計更新情報
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○2012年2月分受注速報発表(3月8日15時公表)
https://www.jmtba.or.jp/pdf2012/p1202/sokuhou1202.pdf

 

  速報(2012年2月分)

         金額(百万円)前月比 前年同月比

   受注総額    102,919  105.7   91.4

   うち内需    31,227  111.9   84.4

   うち外需    71,692  103.1   94.8

 ※ひとこと
  2月の受注速報は、内外需とも前月から増加し、総額で2カ月ぶりに1千
 億円を超えました。受注環境には大きな変化は見られておらず、前月が正月
 で稼働日が少なかったこともあって、その反動による増加が主な要因ではな
 いかと考えられます。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○ダーツと工作機械

私は日工会の事務局員になる前からダーツをしています。

ダーツにはバレルと呼ばれる投げる時に握る金属部分があるのですが、最近に
なって「これも工作機械で作られているじゃないか」と気づきました。

一度に3回投げるので、3つの同じバレルが必要になりますが、形状や重量や
バランスといった要素をすべてそろえる必要があり、それを実現する技術には
感心します。

また、バレルにもいろいろな形状が出てきていますが、これも切削技術の進歩
によるものなのでしょう。

昔はイギリスのメーカが主で、日本ではほとんど作られていませんでしたが、
最近では日本のメーカも増えてきています。技術力の高い日本の工作機械で作
られていると思うと、安心して使えます。

ひょっとして、工作機械メーカの方でダーツをやられている方は、「このバレ
ルはこんな加工をしてるな」等と考えたりしているのでは?

 

(T)

 

次回、Vol.41は3月14日(水)15:00以降の配信予定です。

毎号最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。 

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