ましんつ~るまがじん~vol.388~

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 ・今日のコラム………… TIMTOS2023 結果報告

 ・統計更新情報………… 2023年3月分受注速報発表

 
 ・編集後記……………… 普段の日常に向かって(T)

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◇ 今日のコラム
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○TIMTOS2023 結果報告
 

 今号では、3月6日(月)から同11日(土)までの6日間、台湾の台北世
界貿易センターにて開催された「TIMTOS2023」展の概要について報
告します。

今展示会の出展企業数はwithコロナの中にあっての開催となったため、20
19年の前回展より230社少ない1,000社、日工会会員企業からは33
社が出展しました。

 来場者数は、前回展より16%減の45,000名となりました。来場者の
総数は減少していますが、海外来場者は6,000名と発表されており、この
人数は昨年日本で開催したJIMTOF2022の海外来場者4,815名を
上回る来場者となっております。

 開会式には蔡英文総統が出席し、台湾における工作機械産業が産業の基盤と
して重要な位置付けであることを感じることが出来ました。

 会期中、当会は国際インフォメーションブースにて、JIMTOF2024
の諸誘致活動を行いました。

 展示は、台北市内2か所で類別展示され、切削型工作機械は台北市の東側に
位置する南港展覧館1号館に出展しました。
 
 今展示会の傾向は、工作機械と搬送装置を組み合わせた機械の出展が多く目
につきました。製造業の生産性向上を目指す世界の潮流に加え、台湾でも少子
化問題に直面しており、労働人口の減少対応としての自動化によるソリューシ
ョン提案が随所に見られました。

 

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◆ 統計更新情報
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○2023年3月分受注速報発表(4月11日15時公表)

http://www.jmtba.or.jp/machine/data

  速報(2023年3月分)

         金額(百万円) 前月比  前年同月比

   受注総額    141,016   113.6    84.8

   うち内需    49,365   126.8    81.9

   うち外需    91,651   107.6    86.4

 

  速報(2022年度)

         金額(百万円) 前年度比

   受注総額   1,705,620   102.3

   うち内需    581,663   102.7

   うち外需   1,123,957   102.1

 

 ※ひとこと
   3月の受注速報を見ますと、受注総額は前月比で3カ月ぶり増加、前年
  同月比は3カ月連続減少し、3カ月ぶりに1,400億円を上回りました。
  1,000億円超は26カ月連続となります。
   このうち内需は、前月比で2カ月ぶり増加、前年同月比が7カ月連続減
  少となり、期末効果もあって4カ月ぶりの450億円超えとなりました。
   一方外需は、前月比で3カ月ぶり増加、前年同月比は3カ月連続減少で、
  3カ月ぶりに900億円を上回り、高水準の受注が継続しています。
   内外需とも期末効果により増加しましたが、前年同月比は1割以上減少
  している状況で、市況は落ち着いた動きが続いています。   

   また、2022年度の受注総額については、受注総額が2年連続増加し、
  5年ぶりに1兆7千億円を超え過去2番目の受注額となりました。うち内
  需は2年連続増加で2年連続の5,500億円超え、うち外需は3年連続
  増加で2年連続の1兆1千億円超えで過去最高額を更新しました。

 

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○普段の日常に向かって

 日本時間の昨日朝まで、ゴルフのマスターズ2023が開催されていました。
期間中雨での中断も多く、難しいコンディションの日もありましたが、最終日
は晴天となり、熱戦が繰り広げられました。

 その熱戦をさらに盛り上げたのはパトロン(=観客)です。コロナ前と変わ
らないのでは、という大人数が選手のプレーに大歓声で応える様子は、画面を
通してみている私も大いに興奮させられました。

 そんな最終日の熱戦を、私はコロナ前と変わらないのでは、というラッシュ
の電車内で見ておりましたが、海外よりも遅れてはいるものの、徐々にコロナ
後の日常に戻りつつある様子は、肌で感じるようになってきました。

 足元ではまた感染者が増加している、との報道も目につきますが、日本も早
くコロナ前と同じ生活が戻ることを願ってやみません。

(実は昨年の4月も私が編集後記を書き、マスターズを話題にしていました笑)

(T)

 

次回、Vol.389は2023年4月20日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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