ましんつ~るまがじん~vol.365~

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 ・統計更新情報………… 2022年3月分受注確報発表

 ・最新情報……………… 「令和4年度先進的省エネルギー投資促進支援事
             業」について

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◆ 統計更新情報
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○2022年3月分受注確報発表(2022年4月21日15時公表)

 

  【確報(3月分)概要】

         金額(百万円)  前月比(%) 前年同月比(%)

   受注総額   166,263     119.6     130.0

   うち内需    60,239     123.3     148.8
    一般機械   24,961     139.5     153.5
    自動車    12,456     125.1     123.7
    電気・精密  9,917      92.3     201.6
    航空・造船
    輸送用機械  2,542     270.1     207.7

   うち外需   106,024     117.6     121.3
    アジア    51,871     122.7     102.8
    欧州     19,528      94.6     138.9
    北米     32,830     129.3     153.7

 

  ※ひとこと
   3月の受注確報を見ますと、受注総額は2018年4月(1,631億
  円)以来、47カ月ぶりの1,600億円超えとなり、単月としても、過
  去2番目の受注額となりました。内外需ともに堅調な推移が続く中、年度
  末効果や大型受注が3月の水準を押し上げた形となっています。また、1,
  000億円超は14カ月連続となっています。

   内需は、前月比2カ月連続増加、前年同月比13カ月連続増加で、20
  18年9月(644億円)以来、42カ月ぶりの600億円超えとなりま
  した。3月は年度末効果が幅広い業種で見られ、一般機械は42カ月ぶり
  の240億円超え、自動車も34カ月ぶりの120億円超え、電気・精密
  は前月に次ぐ過去2番目の水準となりました。半導体関連や部品不足に伴
  う設備需要を中心に堅調さが持続しています。

   外需は、前月比で2カ月ぶり増加、前年同月比は17カ月連続増加で、
  2018年3月(1,073億円)以来、48カ月ぶりに1,000億円
  を超え、過去2番目の受注額となりました。地域別に見ますと、主要3極
  では欧州のみ前月比減少となりましたが、アジアは、中国で受注が拡大し
  たほか、台湾や東南アジアで半導体関連の大型受注がみられ、10カ月ぶ
  りに500億円を超えました。また、北米ではアメリカが幅広い業種で増
  加を示し、5カ月ぶりに300億円を超え、過去最高額を更新しました。

   足元では、ウクライナ問題や中国のコロナ感染拡大等のリスク要因があ
  るものの、3月実績では明らかな影響が顕在化している様子は見られませ
  んでした。これらの影響については、次月以降も状況を注視したいと思い
  ます。

 注)日工会会員の方は会員ページより詳細データをご覧いただけます。
   https://www.jmtba.or.jp/member/wp-login.php?redirect_to=/member/
   
   ※会員専用ページは日工会会員のみ閲覧可能なページです。
    閲覧には会員個別のIDとパスワードが必要になりますので、不明な
    方はご連絡ください。

  
 注)日工会会員以外の方は、詳細情報を4月28日にホームページに更新い
   たしますので、そちらをご確認ください。

 注)また、日工会会員以外の方で、発表日当日により詳細なデータが必要な
   方は、メール配信の年間購読(https://www.jmtba.or.jp/archives/8268)
   をお申込みいただくか、当会の発表日当日15時以降、発表データを日
   工会事務局にてご購入ください。

 

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◇ 最新情報
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「令和4年度先進的省エネルギー投資促進支援事業」について
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 前号のコラムで紹介した2022(令和4)年度予算事業のうち、「先進的
省エネルギー投資促進支援事業費補助金」について、4月15日(金)より、
(C)指定設備導入事業における補助対象製品の型番登録の受付が開始された
旨、執行団体である(一社)環境共創イニシアチブの本事業ページに公開され
ています。

 https://sii.or.jp/cutback04/material.html

 今年度から、これまでの設備要件(販売開始年度、生産性(省エネ)向上)
に加え、工作機械においては、機能要件が付加されたため、2021(令和3)
年度補正事業までに登録されていた型式についても改めて登録が必要となりま
す。一方、工作機械で対象となる機種が2機種追加となりました。

《主な変更点》
・工作機械の対象機種追加(歯車加工機、放電加工機)
・工作機械の機能要件追加
 -(レーザ加工機)ファイバーレーザ発振器を搭載するもの
 -(レーザ加工機以外)油圧ユニットがインバータ方式又はアキュムレータ
            仕様であること又は油圧ユニットを使用していない
            こと

 なお、補助金申請の公募開始は5月下旬が予定されております。
 (8月下旬事業採択、2023年1月末事業完了 ※ともに予定)
 4月18日に、本事業ページに事業概要パンフレットが公表されていますの
で、併せてご参照ください。

 https://sii.or.jp/cutback04/overview.html

 

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次回、Vol.366は2022年5月16日(月)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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【ましんつ~るまがじん】

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