ましんつ~るまがじん~vol.322~

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 ・今日のコラム………… 工作機械用警告ラベル設計ガイドラインの紹介

 ・統計更新情報………… 2020年6月分受注速報発表

 ・編集後記……………… 明日7月10日は納豆の日(S)

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◇ 今日のコラム
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○工作機械用警告ラベル設計ガイドラインの紹介

 当会では、2018年に「工作機械用警告ラベル設計ガイドライン」を作成し、
ホームページ上にて公開しています。

 本ガイドラインは、工作機械の安全な使用に関する表示(警告銘板)を可能
な限り統一することで、機械の使用者に分かり易く、人身への危害及び財産へ
の損害を未然に防ぐことを目的として策定したもので、国内外における工作機
械及び工作機械の周辺装置に用いる警告銘板の設計に適用することができます。

 警告ラベルは工作機械の使用される国または地域の法律、規格、基準などに
準じて選択されなければなりませんが、工作機械の警告ラベルとしては主に米
国規格の「ANSIタイプ」と国際規格の「ISOタイプ」の2種類のタイプ
が使用されており、これらは概ね世界中で認められています。

 本ガイドラインでは、日本で比較的普及率の高い「ANSIタイプ」の警告
ラベルを推奨し、「ISOタイプ」の特記すべき事項を補足説明として記載し
ています。

 本ガイドラインは当会ホームページ(下記URL)の「技術資料71」より
ダウンロードいただくことが可能です。製品安全設計の一環として、工作機械
メーカ及びユーザの皆様に広くご活用いただければ幸いです。

https://www.jmtba.or.jp/publication/document

 

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◆ 統計更新情報
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○2020年6月分受注速報発表(7月9日15時公表)

http://www.jmtba.or.jp/machine/data

  速報(2020年6月分)

         金額(百万円) 前月比  前年同月比

   受注総額    67,234   131.2    68.0

   うち内需    23,369   128.5    62.0

   うち外需    43,865   132.7    71.6

 

 ※ひとこと
   6月の受注速報を見ますと、受注総額は前月比3カ月ぶり増加、前年同
  月比21カ月連続減少で、3カ月ぶりの600億円超えとなりました。し
  かし、6月としては、2009年(349.7億円)以来、11年ぶりの
  700億円割れと低水準の受注が続いています。
   うち内需は、前月比3カ月ぶり増加、前年同月比19カ月連続減少で、
  2カ月ぶりに200億円を超えましたが、3カ月連続で250億円を下回
  っています。緊急事態宣言が全国的に解除されて迎えた6月は、4、5月
  で止まっていた案件での受注が見られ、前月比では増加したものの、勢い
  を欠く状況が続いています。
   うち外需は、前月比6カ月ぶり増加、前年同月比21カ月連続減少で、
  3カ月ぶりに400億円を超えました。ただし、6月としては、2009
  年(205.1億円)以来、11年ぶりの450億円割れとなっています。
  中国のほか、北米でも回復の声が一部で聞かれるものの、依然として需要
  は全般的に弱めの状況が続いています。

   内外需ともに、4、5月よりも受注が増加したものの、リーマンショッ
  ク以降では、2009年に次ぐ低水準にとどまっており、本格的な回復と
  言える状況ではなく、今後の動向を注視したいと思います。

   内需業種別や、外需国・地域別等の詳細は、7月21日公表の確報時に
  お知らせいたします。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○明日7月10日は納豆の日

 新型コロナウイルスを取り巻く状況は時々刻々と変化していますが、しばら
く前に、納豆には新型コロナウイルスを予防する効果がある?という噂が一部
で流れ、その影響を受けてか、筆者が住む近所のスーパーでも品薄状態が続き
一家族あたりの購入数制限が設けられたこともありました。

 明日7月10日は、「なっ(7)とう(10)」の語呂合わせから「納豆の
日」とされています。「納豆の日」は、関西納豆工業共同組合が関西における
納豆の消費拡大のため、昭和56年に関西地域限定の記念日として定めた後、
全国納豆共同組合連合会が平成4年に改めて7月10日を「納豆の日」と決め
たことで全国的な記念日となったそうです。

 総務省統計局が発表している家計調査年報(家計収支編:二人以上の世帯)
の平成29年のデータによると、地方別1世帯当たり納豆の支出金額(平均)
は以下のようになっています。関西圏では納豆は食べる習慣があまりないとい
うイメージがありますが、統計上で見ても、東海地方を境目に東西で差が出て
いるようです。しかし九州だけは違うようですが、何か理由があるかもしれな
いですね。

■地方別1世帯当たり納豆の支出金額(平均)(平成29年)(円)
 北海道 4,175円
 東 北 5,696円
 関 東 4,563円
 北 陸 4,260円
 東 海 3,676円
 近 畿 2,834円
 中 国 2,721円
 四 国 2,478円
 九 州 3,743円
 沖 縄 2,635円

(S)

次回、Vol.323は2020年7月21日(火)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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