ましんつ~るまがじん~vol.305~

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 ・統計更新情報………… 2019年10月分受注確報発表

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◆ 統計更新情報
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○2019年10月分受注確報発表(2019年11月21日15時公表)

 

  【確報(10月分)概要】

         金額(百万円)  前月比    前年同月比

   受注総額    87,453     88.4      62.6

   うち内需    33,423     72.6      58.0
    一般機械   12,456     66.6      57.4
    自動車    10,417     90.3      50.9
    電気・精密   2,398     59.0      38.7
    航空・造船
    輸送用機械   2,755    166.8     117.6

   うち外需    54,030    102.1      65.9
    アジア    21,019    106.2      67.1
    欧州     11,833     87.0      52.2
    北米     18,653    102.2      70.2

  ※ひとこと
   10月の受注確報を見ますと、受注総額は2カ月ぶりの900億円割れ
  で、10月としては、2010年(802.3億円)以来9年ぶりの90
  0億円割れとなっています。

   内需は、年度半期の期末効果の反動で、前月から減少しましたが、海外
  経済の減速感による設備投資への躊躇感が、一般機械を中心に弱めの動き
  を後押しし、66カ月ぶりの350億円割れとなっています。業種別に見
  ますと、航空・造船・輸送用機械では、まとまった受注があり、5カ月ぶ
  りの25億円超となりましたが、一般機械は68カ月ぶりの130億円割
  れ、自動車は5カ月連続の120億円割れ、電気・精密は68カ月ぶりの
  25億円割れと、軒並み低水準で力強さに欠ける状況です。

   外需は、アジア、北米で前月比増加しましたが、欧州で減少し、3カ月
  連続の550億円割れとなりました。地域別に見ますと、アジアは、中国
  や韓国等、東アジアで増加し、5カ月ぶりに前月比増加で、2カ月ぶりの
  200億円超えとなりました。欧州は、ドイツが前月比6カ月連続減少で
  本年最低額となるなど、域内全体で力強さに欠け、2カ月ぶりの120億
  円割れとなりました。北米は、前月比2カ月連続増加ながら、200億円
  には3カ月連続で届かない状況が続いています。

   国内外とも低水準ですが、アジアや北米はここ数カ月横ばい圏内の動き
  となっており、今後、どのような動きを見せるか注目されます。

 

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次回、Vol.306は2019年11月29日(金)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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【ましんつ~るまがじん】

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