ましんつ~るまがじん~vol.300~

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 ・今日のコラム………… EMOハノーバー2019 開催結果 その1

 ・統計更新情報………… 2019年8月分受注確報発表

 ・最新情報……………… ロシア工作機械展METALLOOBRABO
             TKA2020出展のご案内

 ・編集後記……………… 300号を迎えました(S)

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◇ 今日のコラム
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○EMOハノーバー2019 開催結果 その1

 去る2019年9月16日(月)~21日(土)まで、ドイツ・ハノーバー
においてEMOハノーバー2019が開催されました。

 今回のEMOでは、47カ国・地域から2,211社が出展し、日本からは
82社、そのうち当会会員企業からは43社が出展しました。

 世界的な景気の下振れリスクが表面化し、工作機械受注の減少が見られる中
での開催となり、総来場者数は前回展比9.3%減の約11万7千人となりま
した。会期初日の16日はあいにくの雨模様となり来場者もまばらでしたが、
会期中盤から後半にかけて従来並みに来場者数が見られた印象でした。

 展示の特徴は次の通りでした。

1.ロボットの活用や、工具・工作物関連の自動化システムとの連携によるス
  マート化を意識した展示を広く展開。労働力不足等を背景に、各企業とも
  自動化を強く進めている模様。

2.多軸・複合工作機械が引き続き増加。複合機能のラインナップも多岐に亘
  り、工程集約ニーズの高まりが窺われる。

3.積層造形装置(Additive Manufacturing)に関する展示については、二次
  加工などの周辺技術の広がりも一部で見られた。

4.VDW の推進するumatiへの対応をはじめIoT 関連の展示機でア
  ピールする出展者も多いが、機械をつないだ先に関する新たな提案は、ま
  だ見られなかった。

 

 次回のメールマガジン(Vol.301)では、
 今回に引き続きEMOハノーバー2019の開催結果をお送りします。

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◆ 統計更新情報
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○2019年8月分受注確報発表(2019年9月26日15時公表)

 

  【確報(8月分)概要】

         金額(百万円)  前月比    前年同月比

   受注総額    88,487     87.4      63.0

   うち内需    37,541     91.2      60.2
    一般機械   17,801    100.8      67.4
    自動車     8,579     76.6      42.5
    電気・精密   3,327     92.5      59.0
    航空・造船
    輸送用機械   1,655     99.5      93.6

   うち外需    50,946     84.8      65.3
    アジア    20,702     92.2      61.0
    欧州     11,228     76.2      62.9
    北米     17,899     82.6      71.5

  ※ひとこと
   8月の受注確報を見ますと、受注総額は2013年4月(819.6億
  円)以来、76カ月ぶりの900億円割れとなりました。
   内需は、ものづくり補助金の採択案件の受注が一部見られ、一般機械で
  はわずかに前月を上回ったものの、自動車関連では、2013年5月(8
  0.1億円)以来、75カ月ぶりの90億円割れとなるなど、全11業種
  中9業種で前月比減少し、内需計は2カ月ぶりの400億円億円割れと力
  強さに欠ける状況が続いています。
   外需は、主要3極全てで弱含みとなりました。アジアは、ベトナムやイ
  ンドなどのその他アジアで増加したものの、中国を初め東アジアで減少し、
  34カ月ぶりの210億円割れとなりました。また、欧州では、域内全域
  で力強さに欠け、2013年8月(107.0億円)以来、72カ月ぶり
  の120億円割れとなったほか、北米も、31カ月ぶりに200億円を下
  回る結果となりました。
   国内外ともに、米中貿易摩擦等による先行き不透明感が影を落とし、設
  備投資が先送りされている状況です。今後の動向も読みにくい状況が続き
  ますが、本日行われた記者会見で、飯村会長は2019年の受注見通しを
  「1兆2,500億円前後」に引き下げました。

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◆ 最新情報
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ロシア工作機械展METALLOOBRABOTKA2020出展のご案内
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2020年5月25日(月)~29日(金)までの5日間、ロシア・モスクワ
市のエクスポセンターにおいて「METALLOOBRABOTKA2020」が開催されます。

同展は、欧州をはじめ中国、台湾など各国・地域から多くの工作機械メーカ及
び関連機器メーカが出展するロシア最大の工作機械見本市で、今回で21回目
を迎えます。

同展において、当会は大手日本メーカが多数出展するメイン展示館会場(パビ
リオンフォーラム)内に82平米相当のスペースを設け、同スペース内に出展
する日本企業を募集しています。

ロシア国内外より来場する方々への絶好のPR機会となりますので、是非とも
ご出展をお待ちしています。

詳細は当会HP以下よりご確認を頂き、ご出展をご希望の方は2020年1月
17日(金)までに出展申込書を郵送にてお送り下さい。

【METALLOOBRABOTKA2020出展のご案内】
https://www.jmtba.or.jp/archives/10630

【お問い合わせ】
 (一社)日本工作機械工業会 業務国際部 本多・秋山・田中
  TEL:03-3434-3961 E-mail:honda@jmtba.or.jp

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○300号を迎えました

 毎月お送りしている「ましんつ~るまがじん」ですが、2011年2月の
初号配信から、今回で300号を迎えました。既に8年が経過したことになり
ますが、時の経つ早さをひしひしと感じます。

 大凡3年のスパンで100号分の配信になりますので、1000号を迎える
としたら2040年に配信?となるかもしれません。その時のメールマガジン
では果たしてどのような事柄をお伝えすることになるのか?全く想像がつきま
せんが、超スマート社会が成熟期を迎え、人工知能が社会全般に浸透し、もし
かしたら本マガジンも人工知能が書くようになっているかもしれません。

 本マガジンを現在まで継続することができたのは読者の皆様のおかげです。
「ましんつ~るまがじん」が今以上に皆様のお役に立てるものとなるよう、
引き続き尽力して参りますので、今後とも「ましんつ~るまがじん」をよろし
くお願いいたします。

(S)

 

次回、Vol.301は2019年10月9日(水)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

 

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【ましんつ~るまがじん】

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