株式会社武田機械

独自のクランピング技術と加工技術を世界に発信

ハイグレード両頭フライス盤HDS430NC-300
ハイグレード両頭フライス盤HDS430NC-300
マシンバイスHC シリーズ
マシンバイスHC シリーズ
インモーションセンタ6040MV
インモーションセンタ6040MV

 この度10月1日をもちまして社団法人日本工作機械工業会に加入させて頂きました株式会社武田機械でございます。

 当社は「常に使用される方の身になって」をモットーに新製品を開発し、生産性の向上を念頭に操業してまいりました。創業は昭和20年に武田機械製作所として、当初は武田式藁打機等の製造販売することから始まりました。後にフライス盤、レースラッセル機などの製造・販売を経て、昭和45年に工作機械及び器具製造販売である株式会社武田機械を設立し、現在に至っております。
 平成8年には鯖江工場を移設し、福井市中央工業団地にテクノセンターを建設しました。主に工作機械の製造拠点として操業し、今まで多くの独自開発商品が生まれました。中でもまず昭和46年に日本初の油圧内蔵式マシンバイスの発表。そして昭和60年にはCNCインモーションセンタの開発。これらは特に、長尺物を加工されている多くのユーザー様より高い評価を頂きました。
 最近では産学官との連携によるリニアモータ駆動インモーションセンタ「X Linear 3000 」を開発し、参考商品としてJIMTOF2002に出展させて頂きました。
 現在はプレート・モールドベースの4F加工機、ハイグレード両頭フライス盤「HDS 430NCシリーズ」をメインに、作業性と生産性を追及した製品作りに力を入れております。このシリーズは、ワーク投入から取出しまでの各工程を一段とスピードアップし、独自開発したタッチパネルで粗加工と仕上げ加工の高精度化を実現したものです。

 当社はいま、技術の「革新」と製品に対する「確信」より未来のニーズの「核心」を捉えようとしています。既存の製品を細かく何度も見直し、コストダウンの推進、使いやすさや機能性の向上、メンテナンスフリーへの設計変更などに力をいれています。特に若いエンジニアたちが独自の視点とアイデアを活発的に提案し、ベテランの技術者の多くのノウハウとアドバイスがそれらの情熱に呼応するようにひとつの塊となって融合されてい ます。また選択と集中のプロセスを基盤にした創造と技術の継承に積極的に取り組んでいます。
 これからも加工現場のスペシャリストに対応した個性ある製品を訴求するべく、量産型を排して、クランピング技術を生かした製品づくりを目指します。今後とも皆々様のご指導、ご鞭撻を賜りますよう宜しくお願い申し上げます。まずは略儀ながらご挨拶申し上げます。

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