株式会社太陽工機

研磨記号「Gマーク」があれば工程集約の出発点

立形内・外径研削盤「IGV-1N」
立形内・外径研削盤「IGV-1N」
立形複合研削盤「IGV-1NT」
立形複合研削盤「IGV-1NT」
グラインディングセンター 「GCV-100」
グラインディングセンター 「GCV-100」
本社工場
本社工場

 2002年2月に入会させていただきました、太陽工機と申します。
 当社は、1986年3月に新潟県長岡市に現社長の渡辺が有限会社として設立致しました。設立からしばらくは設計事務所として事業を行い、3年程してから本格的に研削盤の製造をはじめました。当初は、内面研削盤や円筒研削盤など専用機を中心に製造しておりましたが、当時から「世の中にない機械を開発する」ことをコンセプトに、新しい発想の研削盤を市場に送り出してきました。

 当社の現在の主力製品は、立形研削盤という従来の研削盤の主軸と砥石軸を垂直に配置した研削盤ですが、おかげ様をもちまして、高精度・操作性・省スペースなどの面で多くのユーザー様から高い評価を頂戴しております。立形研削盤の1号機は1991年に開発致しましたが、予想を上回る加工精度に社員自身も驚いたほどでした。その後、本格的に販売をはじめ、当初は会社と製品の知名度が低く販売面では若干苦戦いたしましたが、現在では立形研削盤の優位性をより多くの皆様にご理解頂き、国内・海外を含めさまざまな業種で多くのユーザー様に使って頂いております。昨年秋のJIMTOF2002では、IGV-5NAを発表し、立形研削盤のシリーズ化を完成いたしました。立形研削盤のサイズは、加工ワークに合わせ主軸の振り回しを180~1350mmまでの12機種を取り揃えております。種類は、シングルスピンドル仕様と砥石台をターレット化しワンチャッキングで内径・外径・端面を研削できる2~3本のスピンドルを装備した立形複合研削盤をラインアップし、ユーザー様のニーズに合ったタイプを選んでいただけます。殊に最近は、小型の立形研削盤にストッカーとローダーまたはロボットを装着しシステム化した量産加工ユーザー様向けの機種がご好評を頂いております。

 2001年5月には株式会社森精機製作所の傘下に入り、グループ会社として全面的なバックアップを受けております。現在は、全世界にある森精機の販売網を使って当社の知名度アップを図り、国内・海外とも新規ユーザーの開拓を最優先課題として位置付け、社長を先頭に国内はもとより世界各地で営業活動を展開しております。

 創業して17年目を迎え、従業員もようやく100名を超えました。従業員の平均年齢は会社全体で35歳と非常に若い社員で構成されておりますが、社長の渡辺以下、誰にも負けない情熱を持って新しい研削盤を開発し、精度良く、付加価値の高い製品を皆様の工場にお届けして参ります。当社は、立形複合研削盤・立形内外径研削盤・円筒研削盤・横型複合研削盤などの研削盤と、JIMTOF2002で発表致しました従来製品より高生産性・高耐久性を実現したグラインディングセンターも含めた研削盤の総合メーカーとして、『研磨記号「Gマーク」があれば工程集約の出発点。太陽工機にお任せください。』というスローガンを掲げ、皆様のお役に立てるようこれからも新しい製品を開発し、ご提案させて頂きたいと考えております。今後ともご指導とご愛顧の 程、よろしくお願い申し上げます。

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