株式会社大宮マシナリー

―熟練技術者のハンドワークから生まれる確かな品質と未来への継承―

本社
制作風景1
制作風景2

 センタレスグラインダーメーカーの株式会社大宮マシナリーでございます。
 1957年に当時の埼玉県大宮市、現在のさいたま市大宮区で創業して以来、社名及び商標名に「大宮」を使用しておりますが、2000年7月に本社工場を埼玉県桶川市の桶川東部工業団地内に移転し、現在に至っております。

 桶川市は、埼玉県のほぼ中央に位置し、JR桶川駅は大宮駅から高崎線で北へ13分ほどのところに位置します。本社工場は桶川駅よりバスですと15分ほどのところにありますが、ほかに車で5分ほどのところに、埼玉新都市交通ニューシャトルの内宿駅もあり、交通の便は比較的良いところです。
 本社工場の目の前には、関越自動車道と東北自動車道を結ぶ県央道が平成19年に開通予定であり、すぐ近くにインターチェンジができるため、よりいっそう交通の便が良くなりそうです。

 弊社は、創業以来およそ半世紀にわたり、センタレスグラインダーを主力製品として、それの設計、製造、販売、アフターサービスまでを一貫して行ってまいりました。最近特に感じるのは、ユーザ様より、よりいっそうの超高精度の要求や加工時間の更なる短縮、超微細ワーク加工の要求あるいは、さまざまな材料や形状の加工への要求が目立って強くなってきていることです。当然それらご要望にお応えすべく常に頭をしぼっている状態が続いておりますが、センタレスグラインダーそのものに対する市場の期待がここへきて益々強くなってきていると肌で実感しております。

 弊社が生産するセンタレスグラインダーには、熟練技術者のキサゲ等のハンドワークが随所に生かされておりますが、こういった熟練技術者の持つ高度な技術を、21世紀の熟練技術者となる若い世代へ確実に受け継がせることこそが、弊社の取り組むべき第一のテーマであり、課題であると確信しております。そのため、例えば組付け部門に配属となった者は、入社3年間はキサゲ技術のみを習得する等、徹底した教育方針のもと日々各人の技術に磨きをかけております。会社創業以来これまでの半世紀近くに及ぶ実績と経験により得られたノウハウと安定した基礎技術に加えて、一人ひとりの熟練技術者が誇りと責任を持って造り上げる弊社のセンタレスグラインダーは多くのお客様から確かな信頼を頂けたと自負しております。また、豊富な経験と実績に支えられているからこそ、最新の技術分野でのワーク加工にも自身を持って挑戦できると私たちは信じております。

 最後になりましたが、弊社の社風というより、雰囲気としましてまず挙げられるのが、月並みですがほんとうにどの職場も明るく、活気があることです。若い人間が多いからでしょうか。製造業離れのこの時代、まして本社工場が首都圏にあるためどうしても若い人材が集まりにくい環境にあるはずですが、なぜか弊社には若く優秀な人材が集まります。あるいはこの若い人材にも責任ある仕事が廻ってくるため活気づくのかもしれません。また、弊社は多くの協力工場の方々に支えられておりますが、この多くの協力工場の方々が弊社の年中行事のも積極的に関わって頂き大宮マシナリーをいつも非常に大きく盛り上げて下さいます。こういった方々のおかげがあり、いつも活気があるのかもしれません。
 社長以下、ベテラン、中堅、若手、協力工場の方々、皆が一丸となって活気あふれる職場で、情熱と自信を持って造り上げる弊社のセンタレスグラインダーを今後とも宜しくお願い申し上げます。

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