株式会社東京精機工作所

工作機械を手掛けて45年積み重ねたノウハウと経験を生かす

スライシングマシン
スライシングマシン
キサゲ作業
キサゲ作業
本社
本社
ロータリー平面研削盤
ロータリー平面研削盤

 私共、株式会社東京精機工作所は東京大田区に株式上場企業の工作機械メーカー三正製作所の外注として1955年創業を開始、1961年に有限会社東京精機工作所として設立。その後1980年株式会社東京精機工作所に変更し、現在に至っています。
 弊社のある大田区は東京都23区の南端に位置し、多摩川を挟んですぐ隣は神奈川県川崎市です。
 大田区は全国でも有数の機械工業の集積地という事もあり、5000社を超える多種多様な技術を持った工場が「ものづくり」に関わっており、産業社会を支えています。その中にあって弊社は設立以来45年にわたってスライシングマシンを主力製品としユーザー企業と共同で開発を手掛け、その設計・製造・販売そしてアフターサービスまでを一貫して行ってまいりました。

 主力製品のスライシングマシンは今まで約3000台市場に届けてきましたが中古市場には1台も出てきません。これは機械のベットが高精度の平面で組み付けられていてこの部分の摺り合せが評価されている為です。
 工作機械は少量の受注生産で、職人の技術が基本です。特に摺合という作業は重要です。その摺合も人によってスピード、品質に差があります。キサゲ作業は新人達は先輩の職人にはかないません。その為、ただ体で覚えるだけではなく理屈でものを考えるように指導しています。

 さて、弊社は「正確」「迅速」「廉価」を社是としています。
 1項目の「正確」は、ユーザー企業からの要請に対して適切な仕様の設計。製造工程の計画性あるいは納期の厳守そして品質精度の安定。「迅速」は、情報に対するすばやい対応。ユーザーへのアフターサービスのスムースな対処等です。そして「廉価」はコスト競争力の強化です。分散していた機械工場を統合させ、最新の機械とソフトを購入し生産管理を進め付加価値を高めて行く。このような社是のもと弊社は日工会に所属する企業のトップとはいかないまでも、「トップグループのビリでもいいからくっついて行け」を合言葉に頑張っています。

 大田区羽田地区は今、京浜急行線の高架化、周辺道路の整備そして羽田空港の将来国際空港化と大きく変わろうとしています。
 工作機械の世界もまた、テクノロジーの発展からその要求される精度は増すばかりです。半導体製品や難削材の切断、研削は製造工程では重要なプロセスとして位置づけられます。
 そこには職人芸ともいえる私達の高度な技術が生かされます。

 設立から45年、変化する社会の中で私達はより高度な工作機械の製造に挑戦を続けています。

 今後とも株式会社東京精機工作所を宜しくお願致します。

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