清和鉄工株式会社

歯車とともに90年。これからも“お客様視点”で
“お客様の理想をカタチにする”べく頑張ります!

10月は神「在」月

島根県出雲地方では、10月を「神在月」と言います。一般に旧暦の10月は全国の神様が一年に一度の全体会議(総会?)に出掛けて不在になるため、神様のいない月=神無月と呼ばれますが、その総会が行われるのが出雲大社なのです。その出雲大社と「八岐大蛇」、「国引き」等数々の神話で知られる出雲地方のほぼ中央、国内第四の大きさである宍道湖に面した簸川郡斐川町という所に当社の工場はあります。
東京、大阪等に定期便を有する出雲空港及びJR出雲市駅からはともに車で15分、山陰自動車道の斐川インターまで5分と交通は至便です。また、出雲大社のほかにも、日本百景に数えられる宍道湖の夕日、城下町松江等の観光資源も豊富であり、日本海の「海の幸」、中国山地の「山の幸」に加え、七珍料理で代表される宍道湖の「湖の幸」にも恵まれ、グルメをも堪能させる豊かな食資源が自慢です。

 

生れは大阪

生れは大阪創業の地は大阪です。1920年(大正9年) に大阪市において創業者の前川義二が歯切り工場を設立したのが始まりとされていますので、来年2010年が創業90周年の節目の年となります。
1933年にはホブ盤の製造を開始し、1969年に島根県の誘致工場として現在地での操業を開始しました。以来、出雲を製造拠点、大阪を営業・サービス拠点として位置付けており、2004年には初の海外子会社として、販売及び製造のライセンスを持つ独資企業を中国・南京市に設立し、中国市場での拠点として、清和製品の販売、サービス、また現地でのオーバーホール、レトロフィット等の事業を展開しています。

出雲工場外観
 出雲工場外観

歯車一筋

創業時の歯車加工業から工作機械製造業へ、工場も大阪から島根へ、会社の業容も個人企業から株式会社へと様々に変遷してきましたが、その間、一貫して歯車一筋に歩んできた会社です。
最も古い機械要素のひとつでありながら、今日に至っても常に進化し続けているのが歯車です。それゆえ歯車製造の現場は絶え間ない技術革新の連続です。
現在、ホブ盤3機種、歯車研削盤、歯車ホーニング盤、歯車仕上げ盤、歯切り工具研削盤2機種の計8機種を生産しており、自動車関連を始め様々な分野のお客様に使用いただいております。従業員100名弱の小さな会社には多すぎるくらいの機種数です が、それは当社の経営ポリシーの結果としてのものです。

 

お客様とともに

「お客様が必要とするものを作る」。歴代の製品のほとんどはその都度お客様からご相談やご依頼を頂いて開発したものであり、現在でも「お客様の理想をカタチにする」ことをモットーとして技術・製品の研究・開発・改良を行っています。その結果、多くのお客様に「何か困ったことがあれば清和に相談してみよう」と思っていただいています。
こうして生み出された製品は日本のみならず、海外のお客様からもご好評を頂戴しており、今日まで23ヵ国・地域に製品をお届けしております。日本でのJIMTOFは当然のこと、欧州のEMO、中国のCIMT等にも積極的に参加し、より多くのお客様に当社並びに当社製品を紹介していきたいと思っています。

工場内部 SX-15型
 工場内部  SX-15型
ページ先頭へ

Copyright (c) 日本工作機械工業会 All rights reserved.