ましんつ~るまがじん~vol.49~

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 ・今日のコラム………… JIMTOFを振り返る(第13回~第15回)

 ・統計更新情報………… 2012年5月分速報発表

 ・最新情報……………… 工作機械関連技術者会議開催のお知らせ(一般
             社団法人日本能率協会)

 ・編集後記  ………… スーパークールビズ

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◇ 今日のコラム
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○JIMTOFを振り返る(第13回~第15回)

 過去のJIMTOFを振り返るコラムをシリーズでお伝えしております。
今号では、第13回から第15回までを紹介します。

[特徴]

 第12回JIMTOFを開催した翌年の1986年9月、プラザ合意に基づ
く円高不況が日本を襲いました。当時、日本の輸出関連産業は、円高による生
産活動の停滞に加え、米国向け輸出自主規制(VRA)の実施を余儀なくされ、
非常に苦しい状況に置かれていました。

 しかし、1987年に日本政府が超低金利政策、6兆円規模の緊急経済対策
を実施したことから内需主導による景気回復が訪れ、90年にかけて空前のバ
ブル景気を迎えることとなりました。
 
 一方、日本の工作機械産業は、1985年に年間受注額が初めて1兆円を超
えました。また、VRAの影響から1987年に会員企業の有力4社が米国生
産を開始しました。

 製品・技術の特徴としては、ターニングセンタやグラインディングセンタが
開発されるなど、高精度化、高速化、複合化が進展しました。また、生産自動
化(FA)における機械とコンピュータ間の通信プロトコル(MAP)への対
応、生産スケジューリングや保守・管理等への人工知能(AI)適用に関する
取り組みが検討されはじめました。

 こうした中、第13回から第15回までのJIMTOFは下記の通り開催さ
れました。

 
[開催概要]

-第13回(1986年 10月25日~11月3日)-

 ・会場   :大阪国際見本市港会場
 ・会場面積 :219,000平方メートル
 ・展示館面積:77,693平方メートル(5,438.2小間)
 ・出展者数 :821社
 ・総入場者数:520,351人(延べ人数)
 ・参加国  :20カ国1地域
 ・出展機数 :611台(うちNC機 504台)※日工会会員のみ 

-第14回(1988年 10月21日~10月30日)-

 ・会場   :東京晴海会場
 ・会場面積 :205,615平方メートル
 ・展示館面積:70,462平方メートル(4,961小間)
 ・出展者数 :574社
 ・総入場者数:627,677人(延べ人数)
 ・参加国  :23カ国1地域
 ・出展機数 :507台(うちNC機 435台)※日工会会員のみ 

-第15回(1990年 10月26日~11月4日)-

 ・会場   :大阪国際見本市港会場
 ・会場面積 :157,000平方メートル
 ・展示館面積:64,137平方メートル(4,800小間)
 ・出展者数 :911社
 ・総入場者数:550,405人(延べ人数)
 ・参加国  :24カ国2地域
 ・出展機数 :458台(うちNC機 407台)※日工会会員のみ 

 

 次回は、第16回から第18回までのJIMTOFをご紹介致します。
 

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◆ 統計更新情報
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○2012年5月分受注速報発表(6月11日15時公表)
http://www.jmtba.or.jp/pdf2012/p1205/sokuhou1205.pdf

 

  速報(2012年5月分)

         金額(百万円)前月比 前年同月比

   受注総額    104,947   97.8   97.1

   うち内需    32,758   95.4   101.4

   うち外需    72,189   98.9   95.3

 ※ひとこと
   2012年5月の受注速報は、内外需とも前月から減少しましたが、総
  額は4カ月連続で1千億円を超えました。減少したとはいえ、ほぼ前月並
  の水準で、受注状況は前月と同様の傾向を示しているものと思われ、堅調
  な推移が続いております。

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◆ 最新情報
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工作機械関連技術者会議開催のお知らせ(一般社団法人 日本能率協会)
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7月11日(水)~7月13日(金)に東京ビッグサイトにて開催される、
TECHNO-FRONTIER2012の併設イベントとして、(一社)日本能率協会主催によ
り第41回工作機械関連技術者会議が開催されます。

本会議は、注目の最新工作機械技術について情報を収集するまたとない機会と
存じます。奮ってご参加下さいますようご案内申し上げます。
なお、当会会員企業の皆様には、後援団体料金が適用され、通常より安い費用
でご参加いただけます。

1.開催日程:7月12日(木)・13日(金)の2日間

2.会  場:東京ビッグサイト 会議棟

3.プログラム

セッション1 これからのモノづくりの新戦略・新戦術
7月12日 10:00~12:45
 ●講演1:世界一の工作機械ユーザー巨大企業FOXCONNの現状と戦略
       中川 威雄 ファインテック(株) 代表取締役社長
 ●講演2:SKYACTIVエンジン開発とCAE
       人見 光夫 マツダ(株) パワートレイン開発本部
             執行役員 PT開発本部長
 
セッション2 工作機械のスマート化
7月12日 14:15~17:00
 ●講演1:びびり事前予測とインプロセス回避および主軸状態監視
       星 鐵太郎 星技術研究所 所長
 ●講演2:工作機械に於ける知能化技術の実用化事例について
       千田 治光 オークマ(株) 研究開発部 部長
 ●講演3:複合加工機における衝突回避
       掛山 拓朗 中村留精密工業(株) サービス部
             エンジニアリング課 主任
 ●講演4:損耗センサ付き切削工具システム
       山根 八洲男 広島大学 工学研究院 教授

セッション3 世界に羽ばたく日本の航空機部品加工技術
7月13日 10:00~12:45
 ●講演1:航空機産業におけるCFRP切削のキーポイント
       足立 哲也 オーエスジー(株) デザインセンター
             ミリンググループ チームリーダー(係長)
       戸井原孝臣 オーエスジー(株) 技術部 R&Dセンター
             開発グループ新素材開発チーム チーフ(係長)
 ●講演2:航空機構造部品加工 ーさらなる生産性向上への取組みー
       上野 裕司 (株)牧野フライス製作所 加工技術本部
             カスタマアプリケーショングループ マネージャ
 ●講演3:航空エンジン部品の難削な加工
       樫村 竜也 (株)IHI 航空宇宙事業本部 呉第二工場
             改善推進グループ 部長

セッション4 新素材の工作機械構造への適用
7月13日 14:15~17:00
 ●講演1:工作機械への新素材適応による高速・高精度・高応答の性能向上
       澤崎 隆 (株)ソディック 営業推進室 室長
 ●講演2:ピッチ系炭素繊維複合材料の産業機器分野への展開
       石田 雅信 三菱樹脂(株) 炭素繊維事業部 担当部長
 ●講演3:CFRPの機械加工特性と工作機械構造への適用
       田中 克敏 東芝機械(株) ナノ加工システム事業部技術顧問
 ●講演4:ロータス型ポーラス炭素鋼の工作機械構造体への適用
       樫原 一 (株)森精機製作所 マテリアル研究所材料
             評価チーム 担当員

4.参加料金・申込み方法
  
  http://school.jma.or.jp/tfs/kousaku.html
  
  にて詳細をご確認下さい。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○「スーパークールビズ」

今夏も関西圏を中心に電力供給が厳しくなるとのことですが、当会でも節電対
策の一環として、先月から「クールビズ」を実施しています。主な取り組みと
しては、ノーネクタイ、冷房温度を28度に設定等です。

また、ニュースでも話題ですが、環境省では、「室温28度でも快適に過ごす」
ことを目的に、「更なる軽装の奨励」や、勤務時間のシフトなど「ワークスタ
イルの変革」を呼びかける「スーパークールビズ」を推進しており、そのコン
セプトは下記のとおりだそうです。

  Cool fashion (夏を涼しく過ごすために軽装で)

Cool work  (効率的な働き方に見直そう)

Cool house  (設備や機器を利用して快適に)

Cool idea   (ちょっとしたアイデアで涼をとる)

  Cool share (みんなで涼しいところに集まろう)

ニュースで報道される「スーパークールビズ」のポロシャツ・短パン勤務は、
個人的に違和感があるのですが、こういったアイデアを集めた結果が、夏場の
電力不足対策になるのであれば、それは良いことだと思います。

 私自身も身の回りで無駄な電気を使用していないか、もう一度点検してみよ
うと思います。

(M)

次回、Vol.50は2012年6月14日(木)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

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【ましんつ~るまがじん】

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