ましんつ~るまがじん~vol.30~

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 ・今日のコラム………… 輸出管理特別委員会とは(第3回)

 ・統計更新情報………… 2011年11月次受注短観発表

 ・編集後記(廣井)…… 冬迫る

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◇ 今日のコラム
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○輸出管理特別委員会とは(第3回)

今回からは、輸出管理特別委員会の活動内容について紹介します。

現在、会員91社中、61社(約67%)が同委員会に所属していることは前
回ご説明しました。

これら会員企業が輸出を行う際には、直接輸出の場合や、商社に国内で製品を
販売して、商社が輸出する間接輸出があります。また、国内ユーザに販売した
が、ユーザの海外進出で製品が輸出されるなど様々です。

しかし、許可対象となる貨物の輸出や技術(貨物)の提供に際しては、必ず経
済産業省への申請が必要となるため、企業は輸出頻度とは無関係に常に適切な
輸出管理に努める必要があります。

現実には該当貨物・技術の輸出頻度が高い企業ほど、輸出管理に対する知識や
取り組みも先進的であり、また経済産業省などから発せられる情報に対しても
敏感です。

輸出管理特別委員会では、こうしたコンプライアンスの高い企業における取り
組みを工業会内で横展開することにより、各社の取り組みに活かして頂き、業
界全体の意識高揚を図っています。

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◆ 統計更新情報
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○2011年11月次受注短観発表(2011年11月30日15時公表)

  短観(11月次)

  1、業況に関する判断(DI)
   (a)会社全体の業況    足元  6.0  翌月  7.5
   (b)工作機械事業の業況  足元  7.5  翌月  6.0

  2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
   (c)受注総額の水準    足元  4.5  翌月  3.0
   (d)受注内需の水準    足元  0.0  翌月  -1.5
   (e)受注外需の水準    足元  6.2  翌月  6.2

  3、受注内需業種別の水準(DI)
   (f)一般機械向けの受注水準  翌月  1.5
   (g)自動車向けの受注水準   翌月  3.2
   (h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -4.5

  4、受注外需地域別の水準(DI)
   (i)アジア向けの受注水準   翌月  7.7
   (j)欧州向けの受注水準    翌月  -3.7
   (k)北米向けの受注水準    翌月  6.9

(ひとこと)
 11月の受注短観を見ますと、全体的には横ばい傾向からやや上向きといっ
 た状況です。円高や欧州の財政不安、中国の金融引締め等のリスク要因があ
 る中でも、アメリカ市場やタイの復興需要への期待で上向いているものとみ
 られます。
 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○冬迫る

業務国際部の廣井です。

明日から12月になりますが、北海道や東北では徐々に雪が降り、関東でも霜が
降り始めるようになりました。

私も冬に備え、先日スタッドレスタイヤを注文しましたが、1週間が経つ現在
においてもまだ入荷はされていません。

今年は、東日本大震災や夏の電力削減の影響からタイヤメーカーが計画通りに
生産できず、在庫が非常に少なくなっているとのことです。

また、震災の被災地向けに優先的にタイヤを供給しているとのお話もあり、全
国的に流通量が不足しているようです。

冬タイヤが欠かせない被災地を思えば、致し方ありません。

被災地にも寒さ厳しい冬が訪れようとしていますが、希望を持って乗り超えて
頂きたいと思いますし、そのような希望が持てるよう、全国の皆さんも同じ気
持ちを持って、心温かい冬にできればと願っています。

 

次回、Vol.31は12月12日(月)に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

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