ましんつ~るまがじん~vol.24~

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 ・今日のコラム………… 経済調査委員会とは?(第3回)

 ・統計更新情報………… 2011年9月次受注短観発表

 ・編集後記(村田)…… 稲刈り

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◇ 今日のコラム
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○経済調査委員会とは?
 ~第3回 海外需要調査~

今回は経済調査委員会で行っている海外需要調査についてご紹介いたします。

当会では、市場委員会や国際委員会でも海外市場の調査を行っています。こう
した委員会では、足元や少し先に動きが見られる市場を調査しています。

しかし、経済調査委員会では、長期的視点からの市場調査を進めています。
具体的なテーマとして、自動車産業を中心に取り上げ、傘下に「自動車産業グ
ローバル化研究会」を設置して平成18年度から活動しています。

これまでは、「ブラジル」(平成18年度)、「中国長江デルタ地域」、「環
地中海地域」(平成20年度~)を調査し、今年度以降も継続的に調査を実施
していく予定です。

今年度は、「中国市場」を重点的に調査することを目的として、他委員会との
連携の下、自動車産業の他、第12次5カ年計画で取り上げられている各種産
業を横断的に取り上げる予定としております。

新興国の市場が拡大し、工作機械の外需が7割近い水準になっているなかで、
こうした調査を継続し、業界のために情報発信を続けていきたいと思います。

 

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◆ 統計更新情報
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○2011年9月次受注短観発表(2011年9月28日15時公表)
 ※ホームページの掲載は現在作業中ですので、もうしばらくお待ちください。

  短観(9月次)

  1、業況に関する判断(DI)
   (a)会社全体の業況    足元  6.0  翌月  4.5
   (b)工作機械事業の業況  足元  7.5  翌月  6.0

  2、工作機械受注の先行き予測に関する判断(DI)
   (c)受注総額の水準    足元  4.5  翌月  3.0
   (d)受注内需の水準    足元  -1.5  翌月  -1.5
   (e)受注外需の水準    足元  6.2  翌月  4.6

  3、受注内需業種別の水準(DI)
   (f)一般機械向けの受注水準  翌月  1.5
   (g)自動車向けの受注水準   翌月  1.6
   (h)電気・精密向けの受注水準 翌月  -4.5

  4、受注外需地域別の水準(DI)
   (i)アジア向けの受注水準   翌月  10.8
   (j)欧州向けの受注水準    翌月  -3.6
   (k)北米向けの受注水準    翌月  3.5

(ひとこと)
 9月の受注短観を見ますと、9月足元の工作機械受注は横ばいとなっていま
 すが、先行きは減少しています。工作機械に対する需要は高いと見られてい
 ますが、円高や海外経済の先行き不安などもあってか、全体的に翌月の水準
 は低下しています。

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○総務部 村田です。

 先日、稲刈りをしました。
私の住んでいる埼玉県春日部市では、5月の連休に苗を植えて、9月の彼岸の
頃に刈り入れを行うのが一般的です。

 そのため、稲刈りと聞くと、もう4カ月も経ってしまったのかと感じます。

 最近は、我が家でも機械化が進み、ほとんど力を使うことなく、刈り入れか
ら脱穀の作業まで、楽に行えるようになりました。

 しかし、技術の進歩は留まるところを知らず、現在、農業従事者向けのパワ
ードアシストスーツなるものが、研究・開発されているそうです
(以前に耳にした情報では東京農工大学で研究しているとのことでした)。

 なんでもこのスーツを装着すれば力のいる農作業でも楽々こなせるとのこと。

 以前に比べて充分に楽になった農作業も、まだまだ進化していくのでしょう
か?

 これからの技術の進歩に期待したいと思います。

 

次回、Vol.25は10月12日(水)15:00頃に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。  

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