ましんつ~るまがじん~vol.17~

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 ・今日のコラム………… 新部長から業務国際部のご紹介
             ~グローバルな市場環境のもとで~
 ・統計更新情報………… 2011年6月分受注確報発表
 ・最新情報……………… 日本機械学会主催「機械の日・機械週間」記念行
             事のご案内
 ・編集後記(高野)…… 政治の混乱 

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◇ 今日のコラム
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○新部長から業務国際部のご紹介(田中 一彦 業務国際部長)
 ~グローバルな市場環境のもとで~

この度、調査企画部長から業務国際部長に異動になりました田中と申します。

前任の津上事務局長には、まだまだ及びませんが、力の限りを尽くす所存であ
りますので、これまで同様ご愛顧のほど宜しくお願いいたします。

また私の後任には、山本部長が就任いたしましたので、皆様の更なるお力添え
をいただきたく、この場をお借りして重ねてお願い申し上げます。

業務国際部では、工作機械に係る国内外の市場に関すること、JIMTOFを始め国
内外の展示会に係る業務、更には輸出管理など外為法に係る法令に関する仕組
みや税制の証明書発行などの事業について、私を含め6名の職員で担当してお
ります。
限られた人数ですが、日々精進して信頼される仕事を目指して全員で取組んで
いきたいと思っております。

さて、今日の工作機械を取巻く情勢を見ると、実にその動きは早く、国際化と
言ったグローバルな市場環境の荒波の中で、諸般の事に対峙して行かなくては
なりません。
それが故に、素早い対応と、細心の注意を払う事が同時に求められており、
「常在戦場」と言った思いで職務にあたっております。

今後も皆様方の変わらぬご支援と応援をいただきます様、宜しくお願い申し上
げます。

 

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◆ 統計更新情報
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○2011年6月分受注確報発表(2011年7月14日15時公表)

  【確報(6月分)概要】

         金額(百万円)  前月比    前年同月比

   受注総額   128,581     119.0     153.5

   うち内需   41,688     129.1     142.5
    一般機械  19,852     124.1     162.9
    自動車   11,263     135.3     145.1
    電気・精密  4,991      170.5     122.8

   うち外需   86,893     114.7     159.4
    アジア   52,361     123.4     153.7
    欧州    13,996     106.9     186.4
    北米    18,513     104.4     153.8

 
 ※ひとこと
  前月から内外需とも大幅な増加を見せた6月の工作機械受注ですが、内訳
  を見ると、内需では主要業種が全て増加し、外需も主要3極が増加を示し
  ました。特にアジアの伸びが顕著で、初めて500億円を超え、史上最高
  額を記録しています。内需も400億円を超えましたが、円高や電力問題
  等のリスク要因も存在しており、今後の動向に注目したいところです。

 注)日工会会員の方は会員ページより詳細データをご覧いただけます。
   https://www.jmtba.or.jp/cgi-bin/gate.cgi
   
   ※会員専用ページは日工会会員のみ閲覧可能なページです。

  
 注)日工会会員以外の方は、詳細情報を1週間後の7月21日にホームページに
   更新いたしますので、そちらをご確認いただくか、発表日当日15時より
   詳細データを日工会事務局事務所にて販売しております。

 

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◆ 最新情報
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「機械の日・機械週間」記念行事のご案内
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「機械の日・機械週間」は日本機械学会が、“機械”の意義や役割を広く社会
と共に考え、人間と機械のふさわしい関係を模索するため、産官学の関係各方
面と協力して、記念日と記念週間を制定して各種の事業を企画開催することに
したものです。

七夕の中暦にあたる8月7日を「機械の日」、8月1~7日を「機械週間」(メ
カウィーク)と制定しています。

これに併せて、各種の記念行事が予定されており、来る8月6日(土)には、
大阪科学技術センターにおいて、「この危機を契機として、機械に支えられた
現代文明のこれからを考える」と題した特別フォーラムが開催されます。

 

各記念行事の詳細については、
http://www.jsme.or.jp/kikainohi/

をご参照の上、お申込み等の詳細については、下記よりお問い合わせください。

一般社団法人日本機械学会「機械の日記念講演会」係
〒160-0016 東京都新宿区信濃町35番地 信濃町煉瓦館5階
電 話:03-5360-3505
FAX:03-5360-3509
E-mail:kikainohi@jsme.or.jp

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○政治の混乱

調査企画部の高野です。

毎日暑い日々が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、先日号外でお知らせしました通り、エネ革税制の延長とグリーン投資減
税が創設されることになりました。

これは正直に言うと、私たちのみならず、役所も突然のことで驚いていました。

つなぎ法案の期限が切れる6月末以降、つなぎ法案に含まれる法律は延長され
るが、グリーン投資減税が創設されるため、エネ革税制は廃止になるという話
で進んでいたためです。

ところが、急転直下エネ革税制の再延長に加えて、グリーン投資減税も創設さ
れるということになり、工作機械業界にとってはうれしいことですが、同様な
制度が2つ存在することになりました。

この様な状況も政治の混乱が招いたものの一つと言えるかもしれません。
震災復興財源や税の抜本改革、税と社会保障の一体改革など今後の日本を左右
する様な議論が秋以降に本格化するようですが、この議論が政局に利用される
ことなく、価値のある有意義な決定をしてくれることを願うばかりです。

 

次回、Vol.18は7月28日(木)15:00頃に配信予定です。

毎度最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。 

 

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