ましんつ~るまがじん~vol.282~

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 ・今日のコラム………… TIMTOS2019及びCIMT2019に
             出展します

 ・編集後記……………… 2030年の金属積層造形の市場規模と予測(S)

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◇ 今日のコラム
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○TIMTOS2019及びCIMT2019に出展します
 

 日工会事務局は、JIMTOF2020への来場誘致や出展勧誘等を目的と
して、TIMTOS2019及びCIMT2019に広報ブースを設け出展い
たします。会期中には記者会見を行い、日本の工作機械産業やJIMTOF
2020のPRします。来場された方は、日工会ブースや記者会見に是非お立
ちより下さい。

 なお、展示会概要は以下の通りとなります。

1.TIMTOS2019(第27回台北国際工作機械見本市)開催概要

(1)会  期:3月4日(月)~9日(土)6日間

(2)場  所:台北世界貿易中心1、2号館
        台北世界貿易中心南港館3、4号館

(3)主  催:TAITRA(中華民国対外貿易発展協会)、
        TAMI(台湾区機器工業同業公会)

(4)出展者数:1,450社(うち日工会会員35社)

(5)展 示 物:工作機械及びその関連機器等

(6)記者会見
  ・日時:3月5日(火)14時~15時
  ・場所:南港館4F404             

(7)日工会ブース:南港館1号館4F 展示ホール外ロビー
          小間番号M2006

2.CIMT2019(第16回中国国際工作機械展覧会)

(1)会  期:4月15日(月)~20日(土)6日間

(2)場  所:中国国際展覧中心(新館)

(3)主  催:CMTBA(中国工作機械工具工業協会)

(4)出展者数:1,700社以上

(5)展 示 物:工作機械及びその関連機器等

(6)記者会見
  ・日時:4月16日(火)14時~15時
  ・場所:東会議棟2階 E-209             

 

■ 編 集 後 記 ━━━━━━━━━━━━━━・・・・・‥‥‥………

○2030年の金属積層造形の市場規模と予測

 今月8日(金)に新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)より、
各技術分野の最新状況や技術課題などをまとめたレポート
「TSC Foresight」の平成30年度第3回発表資料が公開され、
その中で、2030年の金属積層造形の市場規模と予測について触れられてい
ました。

 同レポートによる2030年予測は以下の通りに示されています。
〇金属3Dプリンタ本体:6,500億円(2017年比5.3倍)
〇金属粉末材料:5,000億円~6,500億円(2016年比45~59倍)
〇造形品の市場:2兆円に達する。

 併せて、金属積層造形アプリケーションと市場規模試算も示されており、
主な分野の状況は以下の通りとなっています。
〇自動車用金属部品 全体市場規模 3.4兆円
 (うち、造形品市場規模 ラジエータ100億円、ターボ機500億円)
〇航空宇宙エンジン 全体市場規模 5.7兆円(2020年)
 (うち、造形品市場規模 約1,100億円)
〇金型 全体市場規模 7兆円以上、ソリッド工具 市場規模8,000億円
 (うち、造形品市場規模 自動車金型 約650億円、
  金型全体 約7,000億円、ソリッド工具 約400億円)
〇医療全体市場規模5.9兆円(2020年)
 (うち、造形品市場規模 約5,600億円)

 金属3Dプリンタ活用の規模は、2030年時点においても分野によってバ
ラツキはありますが、ユーザ層の拡大は着実に進むものと思われます。日本が
得意とする切削+積層造形のハイブリッド加工機の更なる活躍が期待できます
が、引き続き最新の動向を注視していきたいと思います。

(S)

 

次回、Vol.283は2019年3月11日(月)に配信予定です。

毎度最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。
次号もよろしくお願いします。

 

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